この行動がなければスザンナは快復できなかったかもしれません。

憧れとの決別

スザンナは自分が偽善者だと分かっていたからこそリサのような本音で生きている人間が羨ましかったのでしょう。

リサと行動を共にすることで自分も本音で生きていると思い込みたかったのです。

一方リサも本音でしか生きられない自分をさも堂々と生きているように周りの人間に錯覚させていました。

しかし本心ではスザンナのような、良くいえば協調性の高い人間に憧れていました。

くしくもお互いに相手を罵ることで真の境界を自分で見つける結果となったのです。

快復への一歩

靴跡 シューズ跡 足跡 足型 フット フットプリント フットマーク Foot feet footprints シルエット 表示 ステッカー シール デカール (25cm, ブラック)

お互いに相手の境界を露わにした喧嘩によって、それぞれ快復の扉が開く準備が整いました。ですが快復できたのはスザンナだけ。

嘘つき偽善者である自分を受け入れるとともに、リサに本音をいうこともできたスザンナにはもうリサの存在は不要です。

一方、もう死んでいるという真実を突き付けられたリサ。

他人の口から真実を聞きたいと願っていたはずなのに、ショックから立ち直れずにいました。

もしも外の社会で生きていくためのスザンナの身の振り方を肯定できたならばリサも快復へと向かえたでしょう。

リアルな演技の要因

17歳のカルテ【日本語吹替版】 [VHS]

境界性人格障害を持つスザンナを演じたウィノナ・ライダーと反社会性人格障害を持つリサを演じたアンジェリーナ・ジョリー。

2人とも難しい役どころであったにも関わらず、観客を作品に釘付けにするほどの高い演技力を見せつけました。

本当に人格障害者のような振る舞いでしたが、そこには彼女たちが幼い頃に経験した辛い過去が反映されていたようです。

ウィノナ・ライダーもアンジェリーナ・ジョリーも幼い頃に両親の離婚を経験しています。

ウィノナ・ライダーは自身の過去を振り返り、10代の頃は自分もスザンナと同様に境界性人格障害だったと告白しました。

またアンジェリーナ・ジョリーも10代の頃は鬱状態で死ぬことばかり考えていたそうです。

本人たちにとってはとても辛い経験でしたが、この作品と巡り会って自分が演じる登場人物に投影することができたのです。

ノンフィクション小説が原作になったこの作品には、この2人のリアリティーが必要だったのかもしれません。

まとめ

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映画「17歳のカルテ」では正常と異常の境界ではなく、人間の中にある表と裏の顔を分ける境目が表現されています。

彼女達が自分の弱みを人に見せたくない気持ちや認めたくない気持ちは理解できるのではないでしょうか。

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