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2012年公開の「テッド」に続く第二弾として2015年に「テッド2」が公開されました。
前作同様のブラックパロディは健在ですが、本作はより社会性の強い作品と話題になっています。
そんな「テッド2」に出演の豪華カメオ俳優とパロディの元ネタを一気に紹介します。
コメディの中に監督が隠したメッセージをじっくり紐解いていきましょう。
豪華なカメオ出演
「テッド」といえば豪華なカメオ出演も見どころのひとつです。
前作に続き今作品も驚きの有名俳優がカメオ出演しています
名優モーガン・フリーマンが弁護士
映画界になくてはならない名優モーガン・フリーマンが弁護士役で登場しています。
カメオ出演の枠を超え、もはやキャストといっても過言ではない活躍ぶりです。
真面目な役者として知られている彼が、まさか「テッド」に出演するとは驚きですね。
劇中でおこなった演説は、彼が神様役で出演した「エバン・オールマイティ」の世界を変えるという一節をパロディ化しています。
最強の父親リーアム・ニーソン
「96時間」で元CIAの工作員ブライアンを演じたリーアム・ニーソンが、テッドのスーパーに買い物に来ています。
しかも、登場したのは「96時間」に登場するブライアンという設定です。
家庭が上手くいかず娘を誘拐されたブライアンが、娘奪回の途中でスーパーに立ち寄ったのでしょうか。
ペイトリオッツのトム・ブレイディ
テッド達が精子を盗むために訪れたのが、ペイトリオッツのクウォーターバックであるトム・ブレディの家です。
チャンピオンシップゲームで、ペイトリオッツが意図的に空気圧の低いボールを使ったという論争がありました。
この問題にトム・ブレディも関与を疑われています。
彼がテッドを投げるシーンがありますが、この事件をパロディ化しているのです。
「テッド」シリーズには外せないサム・J・ジョーンズ
もはや本キャストといっても過言ではないのが「フラッシュ・ゴードン」を演じていたサム・J・ジョーンズです。
今回も本人役として登場していますが、もはや劇中の人物像がそのままリアルなサム・J・ジョーンズに結びついてしまうのではないでしょうか。
司会者ジミー・キンメル
1作目ではアメリカの有名司会者ジョニー・カーソン本人が司会者として登場していました。
2作目となる本作のテレビ司会者を務めていたのはジミー・キンメルです。
彼もまたアメリカ国内では誰もが知っている人気司会者で、本人役として出演していました。
更に再現VTRを演じていたのは、アメリカNBCで放送されている深夜枠人気コメディ「サタデー・ナイト・ライブ」の面々です。
日本では馴染みのないメンバーですが、アメリカ国内ではかなりの認知度を誇っています。