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【テッド2(ネタバレ)】豪華なカメオ出演俳優を徹底解説!パロディ映画ネタも詳しく紹介!監督が伝えたいメッセージとは?

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B018XHIPTE/cinema-notes-22

2012年公開の「テッド」に続く第二弾として2015年に「テッド2」が公開されました。

前作同様のブラックパロディは健在ですが、本作はより社会性の強い作品と話題になっています。

そんな「テッド2」に出演の豪華カメオ俳優パロディの元ネタを一気に紹介します。

コメディの中に監督が隠したメッセージをじっくり紐解いていきましょう。

豪華なカメオ出演

ストーリー・オブ・ゴッド WITH モーガン・フリーマン (字幕版)

「テッド」といえば豪華なカメオ出演も見どころのひとつです。

前作に続き今作品も驚きの有名俳優がカメオ出演しています

名優モーガン・フリーマンが弁護士

映画界になくてはならない名優モーガン・フリーマンが弁護士役で登場しています。

カメオ出演の枠を超え、もはやキャストといっても過言ではない活躍ぶりです。

真面目な役者として知られている彼が、まさか「テッド」に出演するとは驚きですね。

劇中でおこなった演説は、彼が神様役で出演した「エバン・オールマイティ」の世界を変えるという一節をパロディ化しています。

最強の父親リーアム・ニーソン

「96時間」で元CIAの工作員ブライアンを演じたリーアム・ニーソンが、テッドのスーパーに買い物に来ています。

しかも、登場したのは「96時間」に登場するブライアンという設定です。

家庭が上手くいかず娘を誘拐されたブライアンが、娘奪回の途中でスーパーに立ち寄ったのでしょうか。

ペイトリオッツのトム・ブレイディ

テッド達が精子を盗むために訪れたのが、ペイトリオッツのクウォーターバックであるトム・ブレディの家です。

チャンピオンシップゲームで、ペイトリオッツが意図的に空気圧の低いボールを使ったという論争がありました。

この問題にトム・ブレディも関与を疑われています。

彼がテッドを投げるシーンがありますが、この事件をパロディ化しているのです。

「テッド」シリーズには外せないサム・J・ジョーンズ

もはや本キャストといっても過言ではないのが「フラッシュ・ゴードン」を演じていたサム・J・ジョーンズです。

今回も本人役として登場していますが、もはや劇中の人物像がそのままリアルなサム・J・ジョーンズに結びついてしまうのではないでしょうか。

司会者ジミー・キンメル

1作目ではアメリカの有名司会者ジョニー・カーソン本人が司会者として登場していました。

2作目となる本作のテレビ司会者を務めていたのはジミー・キンメルです。

彼もまたアメリカ国内では誰もが知っている人気司会者で、本人役として出演していました。

更に再現VTRを演じていたのは、アメリカNBCで放送されている深夜枠人気コメディ「サタデー・ナイト・ライブ」の面々です。

日本では馴染みのないメンバーですが、アメリカ国内ではかなりの認知度を誇っています。

監督のパロディには信念がある

figma テッド2 テッド ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

本作は、前作に続きセス・マクファーレン監督が制作指示をとっています。

彼の作風は、時にユダヤ人を虐めたり黒人差別を口にしたり非難されることが多いです。

しかし、その意見こそ偏った見方をする人種差別なのかもしれません。

セス・マクファーレン監督の作品では、白人もアジア人も皆平等にこき下ろされています。

彼にとって世界は平等であり、何かを優先する姿勢はありません。

だからこそブラック過ぎるジョークが笑えるのです。

それでは、セス・マクファーレン監督の過激なパロディの数々を見ていきましょう。

オマージュの意を込めたパロディの数々

ジュラシック・パーク (吹替版)

テッドが人権をとるために名乗った名テッド・クラバーラングは「ロッキー3」の世界王者の名前でした。

主役ロッキー・バルボアではなく、ラストに倒されるクラバーラングの名を使用する所が「テッド2」の魅力ですね。

本作には前作に続き、これでもかというほどパロディがつめこまれています。

ジュラシック・パークの恐竜が大麻

テッド達が大麻を見つけた時に流れている音楽は「ジュラシック・パーク」の曲です。

そして下記のセリフは「ジュラシック・パーク」のもの、見つけたのは恐竜ではなく大麻というネタです。

They’re moving in herds. They do move in herds.

引用:テッド2/配給会社:ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和

原作で恐竜が群れで動いていると感動しているシーンです。

大麻を見つけてのこのセリフは、さすがセス・マクファーレン監督と唸らせる演出ではないでしょうか。

ゴラムに似ている

ブロマイド写真★『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラム/不気味な笑顔

アマンダ・セイフライド演じるサマンサはテッドにゴラムの目といわれています。

「ロード・オブ・ザ・リング」に登場するゴラムは、確かに目が大きくいわれて見れば似ているかも、と思ってしまうネタです。

Who’s Gollum?
She’s a model.

引用:テッド2/配給会社:ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和

映画事情に疎いサマンサに、ゴラムはモデルだと伝えるジョン・ベネットのセリフが笑いを誘います。

その後もゴラムの目発言はたびたび登場していましたね。

アイアム・レジェンドは精子の例え

下ネタ連発の本作品ですが、ウィル・スミス主演の「アイアム・レジェンド」を精子が1つしかないことにかけていました。

地球で自分1人になるという「アイアム・レジェンド」、下ネタですが奥が深いパロディです。

サミュエル・L・ジャクソンを知らない

劇中でサマンサの名が、俳優サミュエル・L・ジャクソンという名に似ているとジョン・ベネットとテッドが興奮するシーンがあります。

例えられた彼は「アベンジャーズ」「パルプ・フィクション」に出演する大物俳優です。

しかし映画に疎いサマンサは理解できていませんでした。

彼女がサミュエル・L・ジャクソンを知らないということも、俳優にとってはなかなかのブラックジョークです。

実際にあるコミコン

劇中に登場したコミコンは、実際に開催されている全米一のコスプレの祭典です。

オタクの祭典というパロディの元、様々なコスプレイヤーが登場しています。

その名でジョナ・ヒルという名が新しいスーパーマンとしてあげられていますが、彼は声優やコメディアンとして人気の人物です。

ハズブロは実在の会社

宿敵ドニーの務めるハズブロは、ロードアイランド州にある実在する会社です。

トランスフォーマーやマイリトルポニーなどは、日本でも馴染みが深いのではないでしょうか。

実在する会社名を使用していたんですね。

更にハズブロの副社長・トムが逃げだす時に使った偽の社名「マテル」は、実在するハズブロのライバル社の名前です。

黒人差別を描く「ROOTS」

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テッドの見ているドラマ「ROOTS」は、本作の中枢を担う登場といっても過言ではないでしょう。

黒人の人権を描くこのドラマは、テッドの人権問題と重ね合わせることが出来ます。

劇中にさりげなく出すことで社会的な問題を投げかけているのです。

カーダシアン家とは

精子にまみれたジョン・ベネットに対して、テッドはカーダシアン家みたいと例えています。

このカーダシアン家とは「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」という番組で注目されたセレブ一家のことです。

彼らは派手過ぎる交際が話題になっていました。

曲のオマージュも多数

Ted 2 Poster Ted is coming, again (61cm x 91,5cm)

「テッド2」の中には聞いたことのある名曲もあちこちに詰め込まれています。

劇中でテッド達が歌っていた歌に「Law&Order」が使われていました。

この歌はアメリカでロングラン放送された人気法廷ドラマのテーマ曲となっています。

劇中でドニーが反応した曲「I Think We’re Alone Now」は、前作でドニーがひたすら踊っていたティファニーの曲です。

前作からの続きネタになっています。

監督が込めたメッセージ

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「テッド2」ではぬいぐるみのテッドの人権がテーマになっていました。

これはアメリカの黒歴史にも置き換えられる事柄で、昔は黒人には魂がないという差別が一般化していたのです。

「テッド2」では黒人差別をテッドの人権に置きかえて、ばかばかしい差別であることを示しています。

同時に人間であることの条件を考えさせられる作品、ともいえるのではないでしょうか。

人間として持つべき感情や存在価値など、感慨深い作品に仕上がっています。

人権をテーマにした奥深いパロディ

Ted 2: Original Motion Picture Soundtrack

過激なジョークや下ネタが魅力的な「テッド2」ですが、監督の深い思いも見え隠れする映画でした。

日本人にとってなかなかピンとこない人権問題ですが、この映画を通して人権について少しでも考えるものがあったのではないでしょうか。

「テッド」シリーズのような過激で自由な映画が、今後世間の風潮に消されないことを祈りたいものです。