出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00G2ZKDMM/?tag=cinema-notes-22

1999年公開の『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』は、古代エジプトの物語をベースにしたファンタジー映画です。

原題と邦題が違う映画としても知られる本作ですが、ハムナプトラとはどんな意味なのでしょう。

壮大なスケールの撮影秘話やリアルな映像の撮影法に迫ります。

そして劇中に登場する古代都市は実在したのか、映画に隠された数々の謎を解明していきましょう。

「ハムナプトラ」とは架空の死者の都

ポスター: The Mummyポスター – It Comes To Life、1932 (36 x 24インチ) BU034807

タイトル『ハムナプトラ』とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

原題とは違う邦題に注目してみました。

原題は「The Mummy」

『ハムナプトラ』は邦題で、原題は『The Mummy』となっています。

日本では原題と全く違ったタイトルだったために、気づく人も少なかったですがこの作品はリメイク映画です。

1933年「ミイラ再生」、1959年「ミイラの幽霊」がもとになっておりホラー映画の枠でのスタートでした。

アドベンチャー色の強い本作品は邦題の『ハムナプトラ』の方が、しっくりくるような気がします。

ハムナプトラは劇中の都

「ハムナプトラ」は劇中に出てくる死者の都の名前です。

テーベが生きる者の都であるのに対して、ハムナプトラは死んだ者の都と設定されています。

しかし実際の歴史上には存在しない架空の都市です。

実際の死者の都はツタンカーメンの墓で有名な「王家の谷」で、本作品の舞台となった時代のラムセス2世やセティ1世もそこに埋葬されています。

おそらく映画ではこの「王家の谷」をモチーフにハムナプトラを生み出したのでしょう。

偶然かもしれませんが、ハムナプトラという都市は古代インドに実在したようです。

劇中に登場する古代都市がリアル

エジプト学 オシリス神の墓を求めて

本作品は歴史を上手く織り交ぜたファンタジー作品ですが、歴史的に観てもとても面白い作品といえます。

実在した都や街並みを再現しているシーンもあるのです。

古代都市テーベ

劇中で王が殺されてしまう都テーベは、実在するエジプト古代都市で現在のルクソールに遺跡が残っています。

舞台となった紀元前1290年以前に都は他の土地へ移されましたが、セティ1世の時代には再び都として栄えました。

一年のうちの一部の期間は毎年テーベに住んでいた

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/テーベ歴史

劇中のセティ1世も毎年決まった時期にテーベに住んでいたのでしょう。

そこでイムホテップに殺害されてしまうのです。

二つの世界遺産

劇中の冒頭部分には世界遺産に指定された遺跡が再現されています。

ひとつ目は上記でも記述した「古代都市テーベとその墓地遺跡」で、カルナック神殿やルクソール神殿など貴重な遺跡が残されています。

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