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24人の少年少女がサバイバルゲームを繰り広げる「ハンガー・ゲーム」。

シリーズ3部作は世界中で大ヒットし、社会現象にまでなりました。

第1作目の「ハンガー・ゲーム」は2012年に映画化され、今をときめく実力派女優・ジェニファー・ローレンスが主役を演じています。

子供たちが国の政策により殺し合いをさせられるという何とも残酷なプロットは、深作欣二監督の「バトル・ロワイアル」を彷彿とさせますね。

しかし「ハンガー・ゲーム」の主軸は主人公である少女カットニス・エバディーンの成長物語です。

ゲームそのものの暴力描写よりも、カットニスの感情や人間関係にフィーチャーされた、まさにヤングアダルトものの王道といえる一作でしょう。

今回はそんな「ハンガー・ゲーム」の原作と映画の相違点や、映画を見ただけでは分からない裏設定などについて解説していきたいと思います。

原作と映画の決定的な違い

視点

ハンガー・ゲーム 上 (文庫ダ・ヴィンチ)

もっとも大きな違いは、「視点」であるといえます。

原作はカットニスの一人称形式なのに対し、映画は第三者的な視点で物語を俯瞰する形で進むからです。

たとえば映画では、闘技場でカットニスを襲う様々な困難の大半を演出を盛り上げるためにセネカ・クレーンが命じている様子がたびたび映されます。

あからさまに制御装置のパネルを楽しげに操作するスタッフたちの姿が、なんとも悪趣味です。

これが原作の中では、カットニスの視点のみで進行するため、運営側が一体いつ何をしているのかは、読者にははっきりとは分かりません。

彼女が自分の身に降りかかる危機から、ただ生き延びるのみです。

カットニスの心の動き

ハンガー・ゲーム2 下燃え広がる炎 (文庫ダ・ヴィンチ)

映画版のカットニスは、言葉数も少なくあまり表情を露にしません

原作を読むと、暴動や反乱による処刑の対象にならないよう、あえて言葉を慎み、他人に感情を読まれないように常に気をつけていることが分かります。

また、スポンサーを得るためにピータを好きなふりをする葛藤についても、原作ではより詳細に語られています。

カットニスは食べ物や薬を得るため、ピータと恋人同士に見えるよう演技で何度もキスをします。

しかし彼を救いたい気持ちと恋愛感情のどちらが勝っているのか、カットニスはたびたび悩むことになるのです。

ゲームの在り方

ハンガー・ゲーム2 上燃え広がる炎 (文庫ダ・ヴィンチ)

ゲームの要素自体は、原作も映画も大きく変わりはありません。

しかし、映画はゲームそのものにエンターテインメント性が打ち出されており、原作より政治色を感じられません。

キャラクターの位置づけやセリフに社会風刺を匂わせたりする場面も原作との違いでしょう。

各地区ごとにかなりの貧富の差があることなど、単なる娯楽目的のゲームではないことが分かります。

巨大犬クリーチャー

ハンガー・ゲーム3 下マネシカケスの少女 (文庫ダ・ヴィンチ)

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