いわば、お互いの弱みをさらけ出しているかのような二人の姿が印象に残ります。

無線というツールのみでも二人の友情は確かなものになっていたのでしょう。

大切な人を守りたいという思いが、アル・パウエルに勇気を与えたのは疑いようがありません。

トラウマは一回では消えない

アル・パウエルが完全にトラウマを克服できたのか……、ラストシーンでは克服を匂わせたまま幕を閉じています。

実際の治療を調べてみると、トラウマ克服には記憶・反応の上書きが複数回必要であると述べられています。

ジョン・マクレーンを救った銃弾は、トラウマ克服の大きな足掛かりなのでしょう。

意図したものではありませんが、彼は自分が助けたジョン・マクレーンから助けてもらったともいえます。

日系企業のビルが舞台となったのはなぜ?

 

Instabuyポスターダイハード(スターブラングサム)ヴィンテージシアタープラカート-A3(42x30センチメートル)

『ダイ・ハード』でテロリストたちに占拠されていたのは日系企業のビルでした。

なぜ日系企業が登場したのか、それは単なる偶然ではないようです。

1988年の時代背景がそうさせた

映画が公開された1988年といえば日本の企業が急成長を遂げ、世界にその力を伸ばしていた時代です。

日本経済が大きく世界へ進出していた時代といえます。

当時日本は特に米国への進出が目覚ましく、米国不動産を次々に手中にしていたのです。

当時米国国内には、日本企業の高層ビルが次々に建てられています。

このような背景をもとに考察してみると、景気が良く資産のある企業のビル=日本企業のビルだったというわけです。

原作は違っていた

『ダイ・ハード』の原作となったロディク・ソープ著の「Nothing Lasts Forever」では、舞台は日本企業のビルではありません。

原作小説の舞台は中東系石油会社のビルです。

小説が執筆された1979年、日本企業はまだそれほどの力を持っておらず、景気がいい=中東系石油会社だったのでしょう。

また原作ではジョン・マクレーンがベトナム帰還兵という設定だったのも、時代に反映された設定だと感じます。

ナカトミ・プラザは20世紀フォックスの本社ビル

映画で舞台とされたのは、本作『ダイ・ハード』の配給会社でもある20世紀フォックスの本社です。

ロサンゼルスのウエスト・サイド地区「センチュリー・シティ」に1987年に完成した。

映画「ダイ・ハード」で「ナカトミ・プラザ」と呼ばれる日本企業の本社ビルとして登場したことで有名

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/フォックス・プラザ

通称フォックス・プラザは「ダイ・ハード」ファンなら一度は訪れたい観光スポットとなっています。

金庫のパスワードに隠された秘密

ブロマイド写真★『ダイ・ハード』アラン・リックマン/ハンス・横

社長タカギが命を懸けて守ったパスワードですが、どんな秘密が隠されていたのでしょう。

Red castl=赤城

テオによって解読された一つ目のパスワードは「red castle」でした。

red=赤、castle=城といった日本語を巧みに使用したパスワードです。

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