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嫌われ松子の一生(ネタばれ) ダメな男ばかりを選んだ理由を考察!松子は何のために変顔をする?妹の「おかえり」の意味とは

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000HRMEYG-22/cinema-notes-22

どこまで男運がわるいのか。

映画「嫌われ松子の一生」では、ダメな男たちとの愛に破れ、裏切られ、破滅の人生へと転落していく悲しい松子の物語が描かれています。

この映画は第7回日本アカデミー賞で監督賞を獲得。

中島哲也監督の厳しい指導のもと、体当たり演技を披露した主演の中谷美紀さんも高い評価を得ました。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/嫌われ松子の一生

どうしてダメ男たちばかりを選んでしまったのか?

松子の幼少期からの生きざまや心理、奇異な行動の数々から考察すると、彼女の心には深い闇に閉ざされた悲しい現実が見えてくるのです。

たとえダメ男でも愛されたいと思う松子の心理と行動


教師をクビになった後、松子の前にはさまざまなダメ男たちが現れます。

彼らと松子の愛の遍歴を追いながら松子の性格や癖を浮き彫りにして、なぜ松子はダメ男たちを選んでしまうのか考えてみましょう。

異常なまでに愛されることに貪欲な松子

松子の行動には、男たちから愛されたいという異常なまでに強い欲求が根底にあるようです。

むやみに相手を信じ込んだり暴力を振るわれても自分に非があると考えるのも、心からの愛を渇望するがゆえの松子の思いなのでしょう。

松子には、常に受け身で相手の顔をうかがう癖があります。

相手が話を切り出すのを待って、相手の表情を見て愛されているかどうかを探るのです。

言われたことを素直に聞いて忠実に行動するので、男から見ればいいなりになる都合の良い女になります。

松子は、相手から愛を求める依存体質になっていたのです。

言われた言葉をそのまま信じ込む

松子は人の言うことをそのまま言葉通りに信じてしまいます

罵倒されれば自分に非があると思い込み、必死に男の要求に応えようとするのです。

不倫相手との別れの際にセックスが良かったと言われてソープ嬢としてのテクニックに自信を持つ場面もありました。

妄信的な松子の姿には、見方を変えればすぐ人に騙される危うい面があるのです。

松子は精神障害なのか

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結果的に騙され、裏切られることになったヒモ男との関係は最悪の悲劇を生むことになります。

稼いだ金を他の女に貢がれたとわかった時、松子は突然憤激し残酷な殺人を犯してしまうのです。

衝動的に殺害する異常とも思える行動は、自閉症や発達障害などの精神障害の症状ではないでしょうか。

精神を病んでいると思われる行動は他にもありました。

教師をクビになるきっかけとなった窃盗事件の時、自分が罪をかぶってその場を収めようとします。

突然自分からパニックになって、あわてて思いがけない行動にでる姿も精神障害を思わせます。

松子は抜群の美貌とスタイルの持ち主だった

松子がダメ男を引き寄せてしまうのは、その美貌と抜群のスタイルにも要因があるでしょう。

教師時代には同僚の教師を夢中にさせ、不倫相手からは親友の作家が松子と同棲(どうせい)していることに嫉妬されます。

松子は男をひきつける魅力的なルックスを持ち合わせていたのです。

ルックスの良さを自覚しているからこそ、肉体関係を持てば気持ちは後からついてくるとの短絡的な考えがもあったのでしょう。

それが不倫相手との関係や、理容師との愛などに見え隠れします。