出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B015DAA970/?tag=cinema-notes-22

『ターミナル』は2004年公開の映画で、スティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスがタッグを組んだことでも話題になりました。

憎めない男を演じたら右に出るものがいないトム・ハンクスですが、本作品でもその魅力が惜しみなく発揮されています。

様々な議論を呼んだラストシーンにフォーカスを当てて、徹底考察していきます。

ヴィクターの生活場所は空港のどこなのでしょうか、またアメリアがあっさり元彼を選んだ理由も掘り下げていきましょう。

ラストの意味を徹底考察

Great Day In Harlem

『ターミナル』のラストシーンは、賛否両論の意見が飛び交いました。

賛否意見の双方からラストシーンを徹底考察してみます。

ヴィクターは結局法を犯した

ヴィクターの人柄でもある真面目さ、それまで頑なに不法入国を拒否していたのに結局不法入国してる……。

そんなラストシーンに納得いかないという意見も多くあります。

確かにディクソンは署名をしておらず、それまでのヴィクターの意思を通すなら入国はしないはずです。

結局最後に、不法入国するのなら初めから不法にアメリカに入ればいい、という観方もあるようです。

確かに結果論をいえば、そういう観方になるでしょう。

しかし、本作のポイントはグプタの行動です。

グプタがヴィクターの為にとった行動、仲間たちが示した友情がヴィクターを変えたのでしょう。

ヴィクターはなぜ法を犯したのか

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劇中では何度も不法に入国するチャンスはありました。

しかし誠実なヴィクターは正当性にこだわっています。

この考えを変えたのは、上記した仲間たちの心意気です。

時に規定より人間を優先することが大事だ。

この国の基盤は人間重視と思いやりだ。

引用:ターミナル/配給元:ドリームワークス

劇中のこのセリフはまさにヴィクターを表しています。

ミロドラゴヴィッチを助けたシーンが物語るように、元々ヴィクターは法より心を大切にする人物なのです。

確かに彼は最後に不法侵入をしてしまいましたが、彼自身そんなことはどうでもよくなっていたのでしょう。

ヴィクターは人の心に答えただけなのです。

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