注目キーワード
  1. 映画
  2. シネマ
  3. 洋画
  4. 邦画

【シグナル100(ネタバレ)】ラストシーンの意味を考察!箕輪の自殺と吉川が豹変した理由とは?樫村が勝ち残った真意にも迫る

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B083J7T484/?tag=cinema-notes-22

「シグナル100」は2020年1月24日に公開された、漫画を原作としたスリラー映画作品です。

特定行動で自殺へ導かれてしまう状況に陥った生徒たちが、生き残るべく繰り広げる死のゲームが主題になっています。

またゲームを操る勢力と、立ち向かう勢力との戦い、そしてミステリーの要素も見どころです。

本作で、生き残るべくして生き残った人物の姿や、不明だったシグナルなどについて触れていきましょう。

原作とは異なるエンディングとシグナル

シグナル100 零 (ヤングアニマルコミックス) (日本語) コミック (紙) – 2020/1/17 宮月 新 (著), Ryuki (著)

ヒロインたる樫村と教師・下部の描かれ方や、自殺のシグナルが原作と映画では全く異なります。

どのあたりが違うのかや、映画を鑑賞する上での注意点をお伝えしていきましょう。

どのように違うのか

全員で助かろうとする勢力と、自分だけ助かろうとする者たちの対立を軸に、タイムリミットへと迫っていく展開は一緒です。

ただ、設定の肝であるシグナルや犯行の背景など根本が違ったりします。

原作を頭に入れた上で観ると多少の混乱を覚えるので、既読の方は頭をリセットしてから鑑賞するのがベストでしょう。

多彩な死に様も魅力的

ときにはポップに、ときにはシリアスに、人が死んでいくのが本作の見どころでもあります。

手首を食いちぎったり、性器を握りつぶしたり、自分で自分の首を捻り折ったり。

閉鎖された学校内で、バリエーション豊かに死んでいくさまを観るのも楽しみの一つです。

生徒たちの死と思惑

【期間限定・実写映画カバー版】シグナル100【電子限定おまけ付き】 3 (ヤングアニマルコミックス) Kindle版

映画はジェットコースター的に生徒の死を描いていくので、こういう作品なんだという割り切りと理解が必要になります。

疑問に残る点を1つと、うまく描かれている点を1つずつお伝えしていきましょう。

吉川が突如豹変した理由とは

下部はクラス全員に、シグナルを示すことで自殺を引き起こす催眠映像を見せました。直後、豹変したように吉川が飛び降り自殺します。

吉川が真っ先に飛び降りたのは、67番目のシグナル「遅刻をしない」の発動条件が完成していたからですが、その死には疑問が残るところです。

後催眠暗示はかかったものがシグナルによって特定の行動を取るので、普通ならば吉川はこのあとに遅刻して初めてシグナルになります。

過去の行動でシグナルが発動するのであれば、もっと多くの生徒が死ぬことになるはずなのでは、という点がどうしても残ってしまうのです。

なので吉川は「本作はルールに応じて人が死にます」という説明のために殺されたと考えていくことにします。

箕輪のコンプレックス

箕輪はサッカー部をマネージャーとして支えていますが、密かにサッカー部員のイケメン男子・榊に好意を抱いています。

それゆえに榊と仲良くしているヒロイン・樫村を排除したいと考えるようになるのです。

明るくてクラスの中心におり、自分と違って病弱ではない樫村に対して、コンプレックスを抱いていたことも一因になっているのでしょう。

そそのかされただけでなく、樫村を邪魔な存在に思ったのかもしれません。

箕輪は64番目のシグナル「7人以上の人間から同時に指をさされる」を遂行し、樫村を自殺させようとしたのです。

箕輪の殺意が頂点に

悪魔と化した女たち
こういうシチュエーションで遺恨が残ると、殺害の動機になりやすいのですが、箕輪も例に漏れませんでした。

39番目のシグナル「酒を浴びる」で樫村を自殺させようとします。

和田が使っていたこの方法は、直接手をくださず死に追い込むには良い方法だったのでしょうが、上手くいきません。