出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00K72YNZ4/?tag=cinema-notes-22

「紅の豚」はジブリ作品の中でも、主人公が豚という異質な輝きを持つ作品です。

ラストシーンは明確に描かれておらず秘密という言葉に置き換えられていました。

これまでとは違う大人用ジブリ「紅の豚」。

主人公マルコ・パゴット(ポルコ)がなぜ豚として描かれたのか、なぜ宮崎監督は結末を曖昧にしたのか気になる真実を徹底考察していきましょう。

「紅の豚」真実の結末を考察

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「紅の豚」の主人公ポルコは最後にジーナと結ばれたのでしょうか。

ラストシーンのフィオの語りでは明かされなかったジーナとポルコの恋の行方を探ってみました。

秘密にしたのは大人の映画だから

以前のジブリの他の作品を見ると「天空の城ラピュタ」や「トトロ」「魔女の宅急便」など結末がしっかりと描かれたものが多いですが、「紅の豚」の結末は秘密と言い切られています。

結末を秘密にした理由は映画の内容にあります。

これまでのジブリ作品は子供が観て共感できる作品、そして大人が観て懐かしさを感じる作品でした。

しかし「紅の豚」は大人が観て共感できる作品です。いわば大人向けともいえます。

そして大人の恋の行方は秘密の方が魅力的なのではないでしょうか。監督にしてみたらみなまで言わすな……という心理でしょうか。

エンディングを見逃さないで

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秘密といいつつも、実はラストシーンにジーナとポルコの関係をにおわせるシーンが描かれています。

一瞬ですが、フィオが乗ったジェットが回り込むシーンでジーナの店アドリアーノの裏の桟橋に、ポルコのものと思われる赤い飛行艇(サイヴォイア)が停泊しています。

そしてプレイベートの庭でポルコを待っているはずのジーナの姿も消えています。

ジーナは下記のように賭けをしていることを明かしているので、桟橋に泊っているサイヴォイアはジーナが賭けにかったことを意味しているのです。

私がこの庭にいる時にその人が訪ねてきたら、今度こそ愛そうって賭けをしているの

引用:紅の豚/配給会社:東宝

そして庭で待っているはずのジーナの姿がないということは、ポルコと二人の時間を楽しんでいるのでしょう。

ポルコはこれまでのように空を自由に飛びながら、ジーナの元を訪れ関係を深めていったのでしょう。

機体番号による隠しネタ

 紅の豚 ポスターフォトフレーム

劇中の宮崎監督の遊び心にお気づきでしょうか。注目すべきは飛行艇の機体番号です。

劇中ポルコガ空軍時代を回想するシーンで、ジーナの1番目の旦那さんであるベルリーニの乗る機体には1番が付いています。

そしてポルコの機体番号を確認すると4番です。

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