出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07D8M591P/?tag=cinema-notes-22
ゲームの世界へ飛び込み、スキルを備えたキャラクターになりきってゲームを攻略する『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の主人公スペンサーは、自分の本来の姿と全く異なるブレイブストーン博士になりました。
ブレイブストーンとしてゲームを攻略し、やっと現実世界へ帰れるというときに、スペンサーは現実世界へ戻りたがりません。
むしろマーサを引き留めようとします。一体スペンサーにどのような心境の変化があったのでしょうか。
結局現実世界に戻り、ジュマンジのゲーム機は破壊されます。実はそのシーンにもある意味が隠されているようです──。
現実に戻りたくないほど魅力的なスキル
ブレイブ・ストーン博士ことスペンサーには以下のスキルがありました。
- 勇気
- 登る
- スピード
- ブーメラン
- キメ顔
このスキルがスペンサーを「現実に帰りたくない」と思わせています。
ブレイブストーン博士の筋肉にほれぼれするスペンサー
ゲームに吸収され、自分の選んだキャラクターになったスペンサーは、超マッチョで男性フェロモンが溢れるキャラクターでした。
もともと現実世界でフリッジにいじめられていたスペンサーは、ブレイブストーン博士の筋肉を見て「ニヤッ」とします。
フリッジに使われていたスペンサーは、力に憧れていました。フリッジをも超える筋力を魅力的に感じたのは間違いありません。
スキル「スピード」で実感した主人公としての高揚感
カバから逃げ、広い草原に出たときヴァンの手下にバイクで追われます。そのときにスキル「スピード」を発動したスペンサー。
考えられないような速さで走ることができるため、ここでもスペンサーは「ニヤッ」としています。
目に見えるスキルを発動でき、それで運動という苦手を克服できたため、さらにスペンサーはブレイブストーン博士のスキルに惚れました。
「勇気」と「ブーメラン」が飛び出す市場での乱闘
スキルにより自信を持ったスペンサーは、市場で敵に囲まれるシーンで乱闘を繰り広げます。
その乱闘シーンでも笑いながら敵と格闘するのです。もはやスキルを使いこなすことを楽しく感じています。
弱点もなしなので、肉弾戦においては向かうところ敵なしのブレイブストーン博士に、スペンサー自身も魅了されているのです。
「キメ顔」がいじめられっ子を虜にする
スペンサーはスキル「キメ顔」を持っているため、男性フェロモンがあふれ出しています。
その影響により自分自身だけでなく周りからの見られ方も変わり、いじめられっ子スペンサーはスキルの虜になりました。
随所に見せる男らしさ
スペンサーのスキル「キメ顔」は、映画中に何度も登場し、その度に女性陣もほれぼれとします。
とくに現実世界のスペンサーならまったく相手にされないベサリーでさえ、スペンサーの「キメ顔」に何度かフェロモンを感じました。
とくにサイの犠牲にフリッジを差し出し、クリスタルを取り返した場面では、犠牲になったフリッジよりもスペンサーは英雄扱いされます。