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ジャニーズのアイドルグループ「King&Prince」の永瀬廉が映画で初主演を務め,同グループの神宮寺雄太が脇を固めます。
この二人の他に執事を演じる清原翔も加わり顔面偏差値が高いと話題になりました。
名門烏丸家の18歳の花頴が当主となり新人執事とどのように信頼関係を築いて烏丸家を守っていくのか。
烏丸家に近づき復讐しようとした刻弥の過去を知った時に花頴が見せたものとは?
衣更月に当主として辞令を送った時の気持ちの変化について考察します。
鳳に対する思い
6歳の時に母親を亡くした花頴が拠り所にしていたのが父親の執事の鳳です。
そして執事の見習いとして働いていた衣更月が尊敬していたのも鳳でした。
初めての出会い
5年間のイギリス留学から帰国したのになぜ執事の鳳は花頴に会わずに父親と一緒に旅行に行ってしまったのでしょうか?
前日に帰って来ているはずなのだから遅くても会いに来ているはずです。母ともいえる人なのですから。
代わりに現れたクールな新人執事に突然辞令を見せられ当主になることも聞きますが受け入れることができません。
花頴は鳳以外が執事になることを認めなかったし衣更月も鳳に任されはしたけど不安でいっぱいでした。
優雅に留学生活を送っていたわがまま息子だと思い、どのように扱ったらいいのかわからずにいたのです。
花頴は衣更月がどのように執事の仕事を覚えてきたのか見てなかったし、衣更月は幼少期の花頴を知りません。
お互いに信頼することができなかったのです。
鳳は二人に烏丸家を託した
鳳は自分も年だから若い花頴の執事を務めるよりも同年代の衣更月に任せた方が花頴のためだと思ったのです。
衣更月は若いけど執事として当主に仕えていけるだけの経験を積んだと判断します。
自分がいると花頴は甘えてしまうだろうと思ったのでしょう。
これから若い二人に烏丸家を盛り上げてほしかったのです。
社交界デビュー
当主として初めての社交界にスーツとネクタイを用意する衣更月でしたがネクタイにダメ出しされて困惑します。
若者のファッションに疎い
鳳の下で花頴の父親についていた衣更月でしたので若い人のファッションに疎かったのでしょう。
執事として地味に目立たぬようにと厳しく教育されていたので今どきの若者のコーディネートはわからなかったのです。
代わりに雪倉の息子が選ぶことになり自分に足りないところがあることに気づきます。
自分が選んだネクタイは拒否されたけどそのネクタイをもらい執事の服装にも気を使ってくれたことはうれしかったのです。
花頴の特殊能力に気づいていなかった
花頴は傷害事件に巻き込まれて人より高い色彩感知能力を使って自分の無実を証明しました。
衣更月はその時にはじめて色付きのメガネをかける理由を知ることになります。
衣更月は花頴のことを知ろうとしていなかったことを反省するのです。
花頴の事は未熟な当主だと思っていたけど自分も当主の事を知らない未熟な執事だということに気づきました。
花頴が侮辱されることは鳳の教育を侮辱されてると同じ事だと腹を立て芽雛川に蹴りを入れたのです。
自分の代わりに蹴りを入れてくれた衣更月を誇りに思い、帰りの車で執事としてすべてを任せることに決めたのでしょう。
執事として認められたことを喜ぶ衣更月は花頴に忠誠を誓う覚悟ができました。
烏丸家に起こったミステリー
パーティーで知り合った刻弥が烏丸家に来るようになり花頴のことを探ります。