キーラン・カルキンは現在TVドラマなどに活躍の場を広げています。
バズの彼女は男の子
劇中にはバズのガールフレンドの写真が登場しています。
あの写真に写っているのは、女の子ではなくアートディレクターの息子です。
さすがに10代の女の子の外見をけなすのは心苦しいことだったのでしょう。監督クリス・コロンバスの配慮です。
しかしアートディレクターの息子はなかなかいい顔をしており、芸達者な子供です。
ケビンが観ていたギャング映画は偽物
ホームアローンの有名なシーンといえば、ケビンがピザ屋に対してギャング映画を上手く利用するシーンです。
そして気になるそのギャング映画「Angels with Filthy Souls~汚れた魂の天使~」を調べてみると、実際には存在していない映画でした。
このギャング映画は「Angels with Dirty Faces~汚れた顔の天使~」1937年作がベースになった創作品です。
ケビンを演じたマコーレ・カルキンも長年本物の映画だと思っていたと最近自身のツイッターにのせています。
ちなみに劇中のギャング映画はたった1日で撮影しています。思わぬ反響を呼んだ為に続編の「ホームアローン2」では「Angels With Even Filthier Souls~もっと汚れた魂の天使~」として登場します。
「ムンクの叫び」を参考にしている
映画ポスターやDVDでお馴染みの、ケビンの絶叫シーンはエドヴァルド・ムンクの叫びにヒントを得たポーズです。
ヒントというよりそのものといえますね。
泥棒2人のボロボロぶりが傑作
ホームアローンの面白さを語る上で、泥棒二人のやられっぷりは外せません。
俳優のジョー・ペシとダニエル・スターンのボロボロぶりにも隠れたトリビアが存在しています。
ダニー・デヴィードが泥棒役だったかも?
劇中でハリー・ライムを面白可笑しく演じたジョー・ペシですが、当初はこのハリー役に「ツインズ」や「ダンボ」でお馴染みダニー・デヴィードを起用する予定でした。
ハリウッド映画にはこうした俳優のオファー話が多いですが、自分が断った映画が大ヒットをしたら、何ともいえない心境ですね。
医師によると死亡決定
ケビンによってボロボロにされる泥棒達ですが、何度やられても立ち上がってきます。「普通は死ぬよね」と感じた人も多いのではないでしょうか。
この泥棒の怪我を医師が判定した結果……即死だということです。
もしもジョー・ペシとダニエル・スターンの演技が、真に迫るものだったらこんなにも笑えなかったでしょう。二人は後にわざと大げさに面白く演技をしたと語っています。
ちなみに医師が判断した二人の怪我は、数回の顔面骨折・頸椎骨折・全身の複雑骨折・電気ショックによる死亡・内臓大量出血などとなっています。