X-MENシリーズということでヒュー・ジャックマンつながりだと思うのですが、こんなところまでパロディするのは、さすがとしか言いようがありませんね。
足を再生中のウェイドが放つ「氷の嘲笑」ネタ
ストーリー後半でジャガーノートに足を引きちぎられたウェイドが繰り出すネタです。
ケーブルがウェイド達に協力を求めるシーンで、ウェイドが頻繁に足を組み替えています。
これは「氷の嘲笑」でシャロン・ストーンが足を組み替えるシーンのパロディです。
再生中であるウェイドの足の短さも相まって、絶妙な気持ち悪さに仕上がっていますね。
スターウォーズをブラックネタに活用
劇中ではしきりにスターウォーズネタが出てきます。
作品名をしっかり出した上で、ルークとレイア姫に対してブラックジョークを放っていますよね。
スターウォーズファンからすると、楽しめつつも複雑な心境になるシーンでしょう。
ライアン・レイノルズの遺恨、「グリーン・ランタン」
劇中のエンドロールで、デッドプールが過去にタイムスリップし、過去を清算するシーンがあります。
そこで、「グリーン・ランタン」の主演決定に喜ぶライアン・レイノルズを、本人が演じるウェイドが射殺する場面が出てくるのです。
この場面、ライアン・レイノルズをあまり知らない人には分かりづらい場面だったと思いますが、本人的には因縁がある場面になります。
実は、「グリーン・ランタン」はデッドプール1・2の間に公開された作品で、マーベルとは別系統のヒーロー作品。
ライアン・レイノルズはこの作品で大コケしており、それを知っている人からすると、劇中のライアン自身がとても喜んでいる様が滑稽に見えるわけです。
脚本担当でもあるライアンによる、自虐たっぷりの演出といえるでしょう。
続いてカメオ出演についても紹介
普通では考えられないような大物がカメオ出演しており、彼らの「え、いたの?」と言いたくなるような出演方法に、笑いをを禁じ得なかった方は多いでしょう。
ここからはそんなカメオ出演俳優について紹介していきます。
あのブラッド・ピットも出ていた
「オーシャンズ」シリーズや「スパイゲーム」などでおなじみ、超大御所のブラッド・ピットですが、実はデッドプール2に出演しています。
ブラッド・ピットは、劇中では「ヴァニッシャー」として出演しています。
映画をご覧になった人ならご存知でしょうが、この「ヴァニッシャー」、普段は透明で、映像には死に間際の一瞬にしか写りません。
しかも、その一瞬が引きの画で、更にゴーグルをつけているため、ひと目ではわかりづらいのです。
これに気付けた人はどの程度いたのでしょうか。