人とコミュニケーションがうまく取れないはるか。

自分の考えや意志は胸にしまったまま、人の考えに流されてしまうようになりました。

友達が多い同級生をうらやましく思い、嫉妬した日々もあったでしょう。

人とうまく話ができないことからいじめに発展し、いわれのない誹謗中傷に悩んで落ち込むこともあったと思われます。

その結果、人が自分をどう思うかを第一に考えてしまい、常に人目を気にする対人コンプレックスになったのです。

姉さやかに対する嫉妬と羨望

はるかの潜在意識には、姉のさやかが自分にないものをすべて持っているという観念がすりこまれていました。

幼いころから自分で判断できず、すべて姉のいうとおりにしていたのでしょう。

何事もうまくいっている姉を羨望と嫉妬の目で見ていたようです。

はるかは、自分のやりたいことが浮かんでも、人から言われた道を歩くしかないと考えるようになっていました。

姉がうまくいっているので、いわれるとおりにすれば間違いないと思ったのでしょう。

さやかに対する劣等感も、はるかを悩ませる要因だったのです。

男性体験のないグラドル

海辺の女性

すでに中堅のグラドルとしてある程度の人気が出ていたはるかにとって、自分に男性経験がないことも大きな悩みでした。

性欲はあるのに、対人関係が苦手で経験のチャンスすら作れません。

一方で、さやかは奔放な性生活を送っているのです。姉を横目で見ながら悶々とした日々を送っていたのでしょう。

人に男性経験を聞かれた時、見栄を張って答えてしまうたびに後悔と虚しさを感じていました。

たからといって、手っ取り早く処女を捨ててしまう勇気もありません。

悩みは体験することで克服できるのに、良い相手がいても一歩踏み出せないジレンマがはるかを支配していたのです。

コンプレックス克服への道

草原の女性

はるかは、自分の悩みをどういうやり方で克服したのでしょうか。

悩みの根源となっていたのは対人関係がうまくいかないことでした。

はるかは、自分に自信を持つことで局面を打開しようとします。

はるかの心境や行動、周囲の人々とのかかわりや行動から、コンプレックス克服までを考察します。

田畑に感じた誰よりも自分を理解してくれている愛情

共有する意識

田畑に人として認めてもらえていると実感したことが、悩み解消のきっかけになりました。

マネージャーやDVD撮影の時の監督の行動をよく見ると、はるかを商品として見ているようでした。

同じほめるにしても、うわべだけの言葉を並べられるだけで、心に響くどころか記憶にも残りません。

はるかは、それが普通の表現だと思い込んでいたのかもしれません。

姉のさやかは、いうことを聞かない妹に愛想をつかしますが、ただひとりの身内として親身になっていたようです。

ただ、はるかの悩みは身内ではない人との人間関係です。

その中で、田畑だけは、はるかの気持ちに人として向き合って心を開いてくれたのです。