行動だけを指摘するのではなく、間違った考えそのものをを叱ってくれる田畑。
はかない夢が共有でき、女優としてのチャレンジにも温かい優しさで背中を押してくれました。
こうして、はるかは、徐々に自分に自信が持てるようになったのです。
女優として自信を持ち演技に開花する
田畑に背中を押されたはるかは、女優として初の主演映画でデビューすることになります。
女優としてのデビューで、はるかは仕事上での自信を持つことができました。
自分に自信を持ち行動すること、その行動を認め讃えられることでコンプレックスを乗り越えられました。
はるかにとっては、新しい人生への一歩です。
走るはるかとコンプレックスの克服
冒頭のシーンもラストシーンも走るはるかが描かれます。比較するとはるかの成長が見えてきます。
大きな違いは、身体の解放と前向きな生き方への変化です。
全裸になり揺れる胸など気にせず、足元が不安定でも前を向いて走るはるかには、悩みを克服した心理が見て取れます。
自分で我が道を生きていく決意がみなぎっていて、明るい未来を連想させるラストシーンでした。
田畑と触れ合うことで、心と身体の両面で成長したはるか。明るい未来が待っているようです。
タイトル「グラグラ」の意味
このドラマのタイトルの「グラグラ」に込められた意味はなんでしょうか。
「グラグラ」は足元がグラグラするとか、歯がグラグラするといった場合によく使われる話しことばです。
グラビアの仕事をこのまま続けていいものか悩むはるか。
映画の仕事を引き受けるか迷う様(さま)は、悩むはるかの足元(意志)が「グラ」ついているようでした。
もうひとつは、グラビアアイドルの「グラ」からとったのかもしれません。
「グラ」ビアアイドルから、「グラ」ビアクイーンに進化するはるかをイメージしたとも考えられます。
この物語は、足元が不安定なグラビアアイドルが、本当にやりたいことを見つけるまでのサクセスストーリーなのです。
これからの人生は明るい
やりたいことを思いっきりやってみた結果、明るい未来が見えてきたはるか。
女優としてますますの進化を遂げるでしょう。
順風満帆とはいかないまでも、自分の考えで生きていける自信は、どんな困難にも打ち勝っていけるものと考えます。
田畑との再会は果たせたでしょうか。
連絡の交換はできてなくても、はるかの活躍をメディアを通して観ることで通じるものもあると思われます。
まとめ はるかの成長ものがたり
はるかは、田畑との出会いでコンプレックスを克服するきっかけをつかみ、新しい人生へ旅立つことができました。
コンプレックス克服は自分に自信を持って行動し、それを認めてくれる信頼できる友人を持つことです。
はるかの成長物語はこれからも続くと思われます。