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【ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち(ネタバレ)】不思議な体験を考察!アーミッシュに対する意識の変化とは

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B084KJWKJB/?tag=cinema-notes-22

人は何を求めて生きるのでしょうか。映画【ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち】は私たちに改めて人生の意義を問いかけます。

この映画は実話に基づいた作品です。

困難を極める光ファイバーの敷設プロジェクトの中で、ヴィンセントとアントンは本当に大事なものに気づいていきます。

現実の人生では計画が目的どおり達成されることはむしろ希です。

計画を遂行する過程で成し遂げられることや、思いもかけない気づきを得られることの方が多いのではないでしょうか。

この作品ではヴィンセントとアントンという絶妙なでこぼこコンビのチームワークも一つの見物になっています。

ヴィンセントを突き動かしたもの

 【映画パンフレット】ハミングバード・プロ入1秒の男たち
ヴィンセントは胃がんに冒され、このままでは余命幾ばくもないことを知らされます。

そんな中でヴィンセントをプロジェクト推進に突き動かしたものは一体なんだったのでしょうか。

そこには単に金銭的な野望だけでは語りきれない何者かが潜んでいそうです。

ウォール街の野望

wall street

もちろんヴィンセントがこのプロジェクトを進めようと思い至ったのは0.001秒の通信時間短縮が巨額の利益を生むことに気づいたからです。

株式市場を制するのはコンピュータによる高速取引であるということは最早常識で、そこでは0.001秒の差が勝敗を分けます。

ウォール街はヴィンセントのような若き野心家たちが知恵と体力を競い合う戦場といっても過言ではありません。

父親の影響

ヴィンセントの生き方を支配している要素の一つとして父親の影響は無視できません。

父親は謹厳実直な人で、ヴィンセントにも厳しく接したようです。親に厳しく育てられた子は二通りの生き方をするとされています。

一つの生き方は親に反抗してむしろ自堕落な生き方に自己を見いだしていくケースです。

もう一つは親の影響のもとで常に自己に厳しく、曲がったことがどうしても許せない生き方をするケースです。

ヴィンセントは後者のパターンで、父親の精神的な呪縛から逃れ切れていません。

どこまでもまっすぐ光ファイバーを引くという「まっすぐ」が象徴的ではありませんか。

不思議な体験

ヴィンセントは配管工事の仕事をしていた際、不思議な体験をしています。

配管で頭を打ったとき「ラインをつなげ」という言葉を発する不思議な男に出会ったというのです。

これは明らかに父親の影響によるヴィンセントの強迫観念です。