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2018年11月に日本で公開された映画「ボヘミアン・ラプソディ」。
2019年4月17日にブルーレイ&DVDも発売になった後でも、劇場公開が続いているという驚異的な人気ぶりを誇る映画です。
クイーンのファンだけではなく正直そんなに知らないという人でも楽しめる作品だったのが、人気の理由の1つなのかもしれません。
そんな幅広い層の人達に愛されるクイーン。このバンドの偉大さとは一体何なのでしょうか。
そして作品中で最も盛り上がるのがクイーンが復活を遂げたライブ・エイドです。
19億人が熱狂したあのステージで、クイーンの4人には一体どんな景色が見えていたのか。それを徹底解説していきます。
クイーンの偉大さ
クイーンは偉大なバンドだということは知っているが、具体的に何がどう偉大なのか考えたことがない人もいるでしょう。
ファンだったらクイーンの音楽・生き様自体が偉大だと答えるかもしれません。
しかし映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た人の中にはクイーンをよく知らない人もいたはずです。
そんな人のためにも今一度クイーンというバンドの偉大さを紹介したいと思います。
バンドを題材とした映画はクイーンだけではありません。
イギリスのロックバンドOASISや日本のロックバンドX JAPANなど沢山のバンドで製作されています。
ですがここまで世界的にヒットした映画は珍しく、クイーンというバンドの偉大さをこの映画が証明しています。
クイーンを知らない人が映画館に足を運んだ
バンドを題材にした映画を観に行く理由は1つ、そのバンドのファンだから。
当たり前に思えるその理論を覆したのがクイーンでした。
クイーンを知らない人も映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、その聴き慣れた音楽がクイーンのものであることに驚いたはず。
私たちの日常にあまりにも自然に違和感なくクイーンは浸透していたのです。
自分達が作った曲が世界中の人々の生活に溶け込んでいるという、ミュージシャンが辿り着きたい域にクイーンは到達していました。
ロックの固定概念
「ボヘミアン・ラプソディ」はロックでありながら約6分間という長さ。当時としては異例でした。
それまでのロックの固定概念をぶち壊したクイーン。しかしよく考えてみれば、ロックとはそもそもそういうものなはずです。
既存の枠に閉じ込められず、魂の叫びを表現するのが本来のロック。
これが本当のロックなんだという手本をクイーンが示してくれたと捉えることができるのではないでしょうか。