この団体は永遠の命が欲しいために、次々と子供を犠牲にしてきたのです。

遠い昔から権力を持つ人が不老不死を求めて、人魚の肉を食べたという逸話が残っています。

特別な力があるからこそ貪欲になり、さらに死への恐怖が増すのではないでしょうか。

生気を得るために生きているのか、それとも生きるために生気を得ているのか。

彼らに“目的”と呼べるものは最初から無かったのかもしれません。

新しい芽を潰す

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大人よりも子供の方が純粋で強い生気を持っていると、トゥルー・ノットのメンバーたちは考えていました。

ですが本当に彼らはそう思っていたのでしょうか。実は彼らは自分たちよりも強い能力者が出ることを恐れていたのかもしれません。

そのためまだ能力を発揮しきっていない子供たちにターゲットを絞ったのでしょう。将来の脅威になる前にその芽を摘み取っていたように見えます。

能力を持った子供が自分の仲間に入るとは限りません。

敵対する団体でも作られたら、トゥルー・ノットの存続が危ぶまれると考えていたのではないでしょうか。

アンディを仲間にした意味

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この集団はなぜか仲間を増やしたがっていました。

能力を持った子供は世の中にそれほど多くないはずですから、仲間が増えたら分け前が減るのではないでしょうか。

つまり仲間を増やす行為は自分で自分の首をしめているも同然です。それでもアンディを仲間にした理由は何だったのでしょうか。

集団意識

人間は一人だと消極的である反面、集団になると安心し、大胆な行動をとる傾向があります。

もしも彼らがずっと単独行動していたなら、生気を吸うという発想自体なかったかもしれません。

また、本来彼らは少数派の存在です。仲間を増やすことで集団になった彼らは自分たちを正当化し、安心したかったのではないでしょうか。

より大きな獲物

能力が弱い者よりも強力な者の方が、その生気は質量ともに満足のいくものだったようです。

ですがそんな強力な能力を持つ者を相手に戦うには、自分たちもそれ相応の力を持っていなければなりません

優秀な能力者をスカウトすることによって少人数精鋭の団体を作ることができるのでしょう。

メンバー数をコンパクトにまとめることによって、獲物の取り分を多くする狙いがあったように見えます。

まとめ

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40年前のホテルでの出来事をトラウマに持ちながら、ダンは悩み続けていました。

ですが死を待つ人々に、ずっと封印してきた自分の能力が感謝された経験は、彼を更生させるきっかけを与えます。

自分の力が本来何のためにあるのか。ダンはやっと知ることができたのです。