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明かりをつけると消え、暗闇の中でうごめく謎の生き物を描いたホラー映画「ライト/オフ」。
エスターが目撃した闇にうごめく影。それはソフィーに取り憑いた目に見えない友達ダイアナでした。
うつ病が悪化するとダイアナは自分の存在を主張するかのようにポールを殺し、レベッカやマーティンにも襲いかかります。
ブレットにも協力してもらい、姉弟はダイアナ退治に挑みますが、彼らが迎える結末とは一体どのようなものだったのでしょうか。
今回は、ダイアナの正体と弱点・ソフィーが病気を治すのを邪魔する理由・ポールの失踪の真相をネタバレ考察します。
ポールの失踪の真相
ソフィーの2番目の夫であるポールが謎の失踪を遂げたものと、ソフィーもレベッカも思っていました。
ですが実はポールはダイアナによってすでに殺されています。なぜダイアナはポールを殺したのでしょうか。
カルテに書かれたヒント
ポールが死ぬ前に目を通していたカルテが、後にソフィーの家にありました。
このカルテを人に知られたくないために、現場からダイアナが持ち去ったようです。
カルテには、光を当てる実験でダイアナが消滅したことが載っていました。
ポールはソフィーのうつ病悪化の原因がダイアナだと目星をつけたのでしょう。
主治医に電話で相談したことからも、ポールが確実にダイアナを追い詰めようとしていたことがわかります。
本格的にまずいと思ったダイアナは口封じのためにポールを殺したのでしょう。
ソフィーの病を治す努力が邪魔
妻が病気ならば夫は心配して当然ですし、できるだけのサポートをしたいと思っていたはずです。
しかしソフィーが元気になったら、ダイアナは困ります。自分の居場所がなくなってしまうのですから。
夫として当然のことをしたポールはダイアナの怒りを買い、失踪に見せかけて殺されたのだと思われます。
もしポールがソフィーのうつ病を軽く見ていたら、ダイアナはポールを殺しはしなかったでしょう。
ダイアナの正体と弱点
姿を見せず暗闇から襲ってくるダイアナ。電気が消えると姿を消す彼女の正体は一体何なのでしょうか。
ソフィーの友達
同じ病院に入院していたソフィーと心通わせ、唯一の友達となったダイアナ。
ソフィーが退院するのを阻止していたことから、ダイアナは友達が欲しかったのだろうと思われます。
悪魔の子と呼ばれるほど特殊な能力を持ち、光に一切当たれない重度の皮膚疾患を持つ彼女には、友達を作るチャンスなどめったにないはずです。
もしソフィーをのがしたら一生一人ぼっちだという恐怖を感じたかもしれません。ダイアナも病気さえなければ、普通の女の子だったでしょう。