しかし自己顕示欲が強すぎたのでしょう。
地道な研究には向かない性格のようで直接行動に打って出ます。
彼は地球を征服して何をしたかったのでしょう。
彼の発言や行動から推察するに『自分の力を認めてほしかった』だけなのかもしれません。
旧ソ連においては結果が全てです。
単なる嫉妬心であそこまでの破壊行動に出るとは恐るべき性格ですが、彼の心情も少しわかる気がします。
クラフトは死んだのか
ラストシーンでクラフトは崩壊するアンテナと共に落ちていきます。
落ちながら私がお前たちを作ったのだと叫びます。そしてお前たちに私を倒すことはできないと。
そこでカットが変わるので生死は不明です。
ここは次回作への布石でしょう。
女性指揮官エレーナ・ラーリナの役割
ガーディアンズと名付けたのは裏切り者の将軍です。
しかし直接関与したのはエレーナ・ラーリナ少佐でした。
彼女がこの映画の中で担った役割とは何でしょうか。
もちろんガーディアンズをまとめ指示を出すというのがメインです。
しかし、彼女はガーディアンズ達に同情を寄せ始めました。
ガーディアンズ達は超人と人間の狭間で様々な悩みや思いを抱えています。
エレーナはそれを聞きつつもきっちりと掌握して的確な指示を出していきました。
ヒーローものではマストキャラともいえる『指揮官』なのです。
しかもまだ秘密を持っているようでした。これも次回作への布石でしょう。
主役でもない彼女に今後の展開の鍵を持たせたのには理由があるはずです。
エレーナの役割から次回作を深読み
エンドロール直前のエレーナの発言は意味深です。
そしてその後のシーンでは手錠をかけられています。
これは何を意味するのでしょうか。
もちろん次回作への誘導であることは間違いありません。
この状況やエレーナの言葉だけでは何もわからないのです。
しかし、ガーディアンズに対する彼女の態度の変化やメンバーの思いなどから想像することはできそうです。
少し深読みしてみましょう。
他にもいたガーディアンズとは誰のことでしょうか。
まったく違うキャラを登場させるという可能性が高いですが、クラフトにやられたドグログラーボフ博士が生きていたことも気になります。
もしかしたらエレーナ自身が博士によって遺伝子操作手術を受けたのではないでしょうか。
そしてガーディアンズの新たなメンバーとして参加するというのも面白そうです。
同化系ならクセニアやアルススがいます。
鉱物利用はレアがいますし、音速移動ならハンです。
ということはどんな特性を持てば最強のチームになるのでしょう。