スーパーマリオブラザーズ以後も、マリオには様々なアイテムが登場しました。
そうしたアイテムがあればマリオが無敵であることを、マリオに親しんだ人ならばきっと思い浮かべることができるでしょう。
きのこ菌が及ぼす力
マリオの重要なアイテム・きのこ。映画でもマリオを救ったきのこ菌の力はどういったものだったのでしょか。
マリオの補助という表現
映画の中では、きのこ菌はクッションになったり巨大化してクッパの攻撃を防ぐといった形でマリオを補助しました。
ゲームのように、マリオ自身を巨大化させるようなことはできまえん。
こうしたことから、きのこ菌が及ぼす力はあくまできのこ菌のみにしか作用しないことがわかります。
とはいえ紛れもなくマリオを助けるアイテムとなっていました。
実際、穴に落ちるなどの原作の表現を無理なく映画に取り入れる重要な働きも担っていましたす。
きのこ菌のその後
きのこ菌がマリオ達に力を貸したのは、きのこにされたデイジーの父である国王あってのことです。
よって、国王が人間の姿に戻った後はきのこ菌の力はなくなったと考えられます。
それでも、国中に張り巡らされたきのこ菌。
もしも外部との争いになればかなり使えるアイテムであることに変わりはありません。
もしも、きのこ菌に姿を変えられれば敵の目も欺けるし味方の手助けもできる。
使いようによっては、きのこ菌は本当に大きな力となりそうです。
ゲーム実写化作品の先駆けとしての意義
大ヒットゲームの映画化ながら、本作は期待されたほどの収益を上げることができませんでした。
90年代のゲームの実写化は、カプコンの格闘ゲーム「ストリートファイター」もなされました。
しかし、こちらも高い評価を得るには至りませんでした。
ハードルが高いと思われたゲームの実写化。しかし、2000年代に入ると「バイオハザード」シリーズの成功などでその様子は変わりました。
そうした映画の先駆けとなった「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」。
本作は繰り返し映像ソフト化がなされるなど、決して忘れられた存在とはなっていません。
様々な部分に原作の要素を取り入れた本作。
映画並みの映像が流れる昨今のゲームですが、だからこそ逆に手作り感に満ちた本作で新鮮な感覚を味わってみませんか。