それに気付けたかどうかによって、その後のキャラの生死は大きく変化。
アレックスの言葉を信じたクレアは、いち早く死神による死のヒントを見破れるようになっていきます。
その結果、不吉な出来事に気づけるようになったメンバーは死神の予定をずらすことができたのでしょう。
死神による死のルールとは
アレックスたちは友人たちの死を通じてウィリアムと出会い、不気味な助言を貰います。
死が連鎖するのは死神が絡んでいるということ。死の法則からは逃れられないということ。
ウィリアムは絶妙なタイミングでアレックスたちの前に現れては、死のシナリオからは逃れられないことを示唆していきます。
ウィリアム・ブラッドワースという存在
外見から人では無いような不気味さを放つウィリアム・ブラッドワース(トニー・トッド)は、シリーズの要所要所で登場します。
葬儀屋という職業だけではないムードを醸し出し、主人公たちの前に現れては死神と死についての助言を残す存在。
死に抵抗する主人公たちを観察するように現れるタイミングはまさに死神そのものです。
意味深なセリフで主人公たちに知識を与えていく彼は、死の運命に抗うアレックスたちの行動を見て楽しんでいるようにも感じます。
「抗え、そうすれば生かしてやろう。」
登場シーンこそ少ないものの、不気味な笑顔で大きなインパクトを与えていく彼こそ死の連鎖を起こしている死神なのではないでしょうか。
何故アレックスではなく友人が先に死ぬのか
死の順番はあらかじめ死神のシナリオによって決められています。
アレックスが予知夢で自分が死ぬまで他者の死を見ていたことからも、予知の中に居た生存者は彼よりも先に死ぬということが分かります。
死の順番、死のシナリオが決められていたからこそ、アレックスよりも先に教師や友人たちが死んでいく悲劇の連鎖が継続。
アレックスが全ての元凶ではないかと警察や遺族に疑われることになったのでしょう。
飛行機の座席順
アレックスは飛行機の爆発ルートと自分の予知夢を照らし合わせることで死の順番を推測。自分の死の順番までをリスト化します。
死は死神のシナリオに沿って実行されるため、どんなに危険な場面でも自分の順番以外で死ぬことはありません。
それを理解したからアレックスは強気でカーターを救い出し、自分の命を犠牲にしてでもクレアを救えたのでしょう。
順番を変えることで死を回避
死の予定が狂いリストの次の人物が死亡すると、生存者は死のリストから外されてスキップされます。