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【オクジャ/okja(ネタバレ)】ラストにオクジャだけ助かった真意を解説!家畜に名前と愛を与えたことによる作品への影響は

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/1785657631/cinema-notes-22

『オクジャ/okja』は「パラサイト」で注目を集めたポン・ジュノ監督のNetflixオリジナル映画です。

ファンタジー要素を織り交ぜながらも、社会的問題をしっかりと取り入れたメッセージ性あふれる構成はさすがといえるでしょう。

豚のオクジャと韓国の大自然で育った娘ミジャの関係が鮮明に描かれていました。

大都会の陰謀渦巻く社会や過度な愛護が問題視されるALFなど観どころも満載の作品です。

ラストにオクジャだけ助かった真意や、ミジャが豚に名前と深い愛情を与えた意味を考察していきましょう。

監督ポン・ジュノは何を伝えようとしていたのでしょう。

オクジャだけ助かった理由

Okja: The Art and Making of the Film

屠畜所のシーンは本作品がR15指定だったんだ、と再認識するシーンとなりました。

何とか屠畜を免れたオクジャでしたが、なぜオクジャだけが助かったのでしょう。

家族がいたから

オクジャが他の豚とちがうのは家族がいることです。

全力で守ってくれる家族、ミジャがいたから助かったのではないでしょうか。

オクジャは冒頭から観る者に「賢い生き物」であることを印象づけています。

現代社会で日常的に口にしているものは、生き物なんだと改めて実感出来る場面ではないでしょうか。

少女ミジャの勝利

林

劇中でオクジャが生き残ることは、アン・ソヒョン演じるミジャの勝利を意味しています。

ミジャは純粋にひたすらオクジャと家に帰ることだけを祈っていたのです。

一方他の大人たちは、自分の欲望の為に行動していました。

本作は曇りのないミジャと私利私欲にまみれた大人たちとの闘い、と観ることが出来ます。

すると、最後にオクジャが生き残ったのは欲にまみれた大人たちの負けを意味しているのでしょう。

家畜に名前と愛を与えた意味

Okja: The Art and Making of the Film

家畜となる生き物に名前を付けるものではない、という言葉をよく耳にします。

しかし本作では「オクジャ」という名をつけ愛を注いでいました。

この愛が作品に与える影響はどのようなものなのでしょうか。

尊い命であることを示す為

通常家畜は名前をつけません。

名前を付けるということは、愛着がわき特別な存在になることを意味しているのです。