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【アクアマン】は誕生から実に78年後の2019年2月、遂に映画化され、爆発的大ヒットとなり、映画ファンから注目されました。
この唐突な印象すらある大成功の影には、実に様々な驚愕のエピソードが存在しています。
結論からいえば、映画化に取り組んだスタッフの驚異的な努力が見事に結実したのです。
企画がスタートしてから大ヒットに至るまでのあらゆる謎をここでは紹介していきます。観る前に読むか?観てから読むか?
元、DCコミック不人気キャラ、ワースト1
海の外では生きられないダメキャラ
「アクアマン」の誕生は1941年と実は古いのです。
アメリカの老舗の漫画雑誌であるDCコミック(「スーパーマン」や「バッドマン」「ワンダーウーマン」など黄金期には大ヒット作を連発)の連載の中では、ずっと長い間不人気で、長年の読者からもパロディや嘲笑の対象にされてきたキャラクターでした。
原作の「アクアマン」のイメージって?
海中の生物と対話ができるが、海水から出れば単なる変な金髪男。
ある時期は何故か片手が銛にされたりと、歴代の出版社の編集担当が実行した人気テコ入れの為の設定変更が中途半端に放置された結果、読者にもバカにされる「ダサくて格好悪い」イメージが定着してしまいました。
大成功したアクアマンの「イメチェン」DCコミック社長の英断
2020年最新型のアクアマンの誕生
しかし今回、DCコミック代表取締役で製作総指揮も担当しているジョフ・ジョンズが主導で、2011年に出たコミック最新巻「THE NEW 52!」で実行された「今の時代に即した」設定変更を全面的に採用しました。
「DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)」製作の2作品「バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」と「ジャスティスリーグ」での新設定でのカメオ出演デビュー。
これが実は今回の映画化の最大のきっかけだったのです!
アクアマンを「変身」させたストーリーの秘密
原作では、アクアマンは海中で常にコスチュームを着用していてスーパーマンやバッドマンのように「変身」できません。