出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07V7D22WK/?tag=cinema-notes-22
皆さんは魔法使いになりたいと思ったことはありますか?魔法使いになれたらどんな魔法を使ってみたいでしょうか。
魔法使いといえばイギリスの「ハリーポッター」シリーズが有名ですが、アメリカでもシリーズ化している魔法使いの小説があります。
「ルイスと魔法使い協会」シリーズです。アメリカらしく普通の人間が魔法の勉強を重ねて魔法使いになるという、どこか現実的な設定です。
魔法使いになんていないしなれないと思いがちですが、もしかしたらなれるのかもと思わせる、「ルイスと不思議の時計」を考察します。
『ルイスと不思議の時計』は、2018年のアメリカ合衆国のホラーファンタジー映画。
監督はイーライ・ロス、脚本・製作はエリック・クリプキ、出演はジャック・ブラックとケイト・ブランシェットなど。
ジョン・ベレアーズの児童小説『壁のなかの時計』を原作としている。アメリカ合衆国では2018年9月21日、日本では同年10月12日に公開された。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ルイスと不思議の時計
タービーを屋敷に誘った意図
ルイスの意図
10歳で突然両親を亡くしたルイスが、あったこともない叔父のジョナサンと暮すことになり、彼のその心細さは計り知れません。
風変わりで学校に馴染めていないルイスにとって、タービーの気さくさは心強かったことでしょう。
ところがタービーは学年代表選挙に勝つための票集めで仲良くし、表面的にルイスを友達だと言っていただけでした。
それでもルイスがタービーを屋敷に誘ったのは最初の友達として、どうしても気持ちを引き止めたい一心だったからです。
誘ったの本当の意図は?
ルイスの母親が亡霊になって危機が迫っていると告げます。ここに本当の意図がありました。
「勇気をもってすすむのよ。まずは本を探すの。その次は鍵…」
引用:ルイスと不思議の時計/配給:配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
アイザックの妻セリーナがルイスの母に化けて、ルイスに死者を蘇生させる降霊術本を探させるためだったのです。
ところがルイスはジョナサンの言いつけを守れる子でした。そこで、セリーナは魔術でタービーを使い本を取り出させたのでしょう。
アイザックの目的とは?
黄泉の世界から蘇ること
アイザックの目的は「世界を破滅させる時計」を完成させ、地球を人類が誕生する前の時代に時間を戻すことでした。
時間を戻す魔法の「鍵」をを完成させたときの爆発事故で死亡してしまったので、アイザックはこの世に蘇る必要がありました。
本を探すというのは降霊術の本のことで、その目的はまずはアイザックが蘇るためです。
真の目的は世界を終わらせること
タービーと仲直りをしたい一心のルイスの心に付け入り、再びセリーナがルイスの母親に化けてルイスに降霊術を使わせようとします。