そういう分類として見ると、キンバリーは良くも悪くも選ばれた人だったのかもしれません。
180便の死亡事故と関わりがある
そしてこれが決定打ですが、前作の事故と関わりがあったメンバーの1人だからです。
前作が180便、そして今回の玉突き事故が180号線という風に「180」がキーワードとなっています。
そこから更にキンバリー達と直接的ないし間接的に関わった者が死んでいるのです。
死に接近する出来事に遭遇したことで、キンバリーの持っていた力が目覚めたのかも知れません。
こう考えると、キンバリーの予知夢は突然湧いて出たのではなく元々持っていたものが出たのでしょう。
助言をくれた男の正体
前作に続き、本作でもまたウィリアム・ブラッドワースなる謎の男が登場します。
その男は死の筋書きにも詳しく、キンバリーにも積極的に助言を行っていました。
果たしてこの男の正体は一体何なのでしょうか?
闇の眷属
まず考えられるのはウィリアムは決してキンバリー達の味方ではないということです。
何故ならば彼の助言によって助かった人など1人もおらず、寧ろ闇の眷属とさえ思えます。
ウィリアムはキンバリーにあくまで死の筋書きの順番が変更出来ること位しかいっていません。
そう、彼は劇中で1度も「死の運命を変えられる」とは口にしていないのです。
死期が早いか遅いかの違いでしかなく、マイナーチェンジでしかありません。
そんな彼はもしかすると死のゲームの運営側なのではないでしょうか。
黒=死
かなり安直な話ですが、ウィリアムが黒人男性であることにも注目です。
着ている服も大体が青や黒、茶色など寒色系であることも見逃せません。
このことからより一層ウィリアムという男に「死」のイメージが付きまといます。
即ち彼自体が本シリーズにおける死亡フラグの塊なのではないでしょうか。
こんな不気味な男性が現われたらそれだけで不幸といえるでしょう。
『ファイナル・デッドブリッジ』で明らかに?
実はウィリアムはシリーズ5作目の『ファイナル・デッドブリッジ』で再登場します。
そこで彼は実は同じような事件を1作目以前にも見ていると明言しました。
だからこそ、その経験則で助言が出来たことにも一定の説得力が出ます。
しかし、彼の助言はどこか不気味で謎めいているので安易に信用は出来ません。
そういう意味でもやはり彼は元々闇の側に属している人なのではないでしょうか。
生死の運命のバランスを保つ方法
その謎の男ウィリアムの登場でキンバリー達は生死の運命のルールを知ります。
そこで語られる生死のバランスを保つ方法は果たして何なのでしょうか?
新しい生命の誕生
最初に出てきたキーワードは「新しい生命の誕生」という非常に重要なキーワードです。
これにより救われるかも知れないという助言ですが、1つ落とし穴があります。