ウォルト・ディズニーは生前「人類の未来は素晴らしいものになる」と語っていました。

しかし、現実は正反対の方向へ傾き、どんどん悲観的かつ絶望的な方向へ進みます。

そんな中で夢見ること、そして希望を持ち続け行動することをケイシーは失いません。

そういう理想主義の体現者として悲観的な現実論の前に折れることはないのです。

絶望からは何も生まれず、希望からこそ生まれてくるものだとケイシーの行動は伝えています。

謎の少女アテナの正体

正体

フランクやケイシーら「夢見る者」にバッジを渡した謎の少女アテナ。

彼女の正体は果たして何者だったのでしょうか?

やや不気味でミステリアスさの漂う彼女の正体を読み解いていきます。

トゥモローランドのアンドロイド

アテナの正体はトゥモローランドの世界で作られたアンドロイドでした。

だから感情らしきものはなく、フランクの時もケイシーの時も姿は変わらなかったのです。

しかし、彼女もフランク共々トゥモローランドを迫害された側として描かれています。

アンドロイドなのにどこか切なく寂しく、そして儚く見えるのはそれが理由でしょう。

どこか荒涼とした寂しさがアテナにまとわりついていて、それが彼女のキャラを形成しています。

フランクへの恋

2つ目にアテナを読み解くキーワードとしてフランクへの恋という要素は欠かせません。

これは終盤でフランクをニックス監督から身を挺して守るシーンに現われています。

アンドロイドですから、本来そのような個人的感情に基づく自己判断能力は備わっていないはずです。

しかし、そんな彼女はきっと長く触れ合っていく内に変質を起こすようになったのでしょう。

決して結ばれないと知りながらも、アテナはフランクに恋心を寄せるようになっていました。

アンドロイドSFのオマージュ

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(字幕版)

3つ目にアテナ自身がいわゆるアンドロイドSFのオマージュという隠喩を含んだ存在です。

代表的な所でいえばやはり「ブレードランナー」のレイチェルなどでしょうか。

決して感情など持たない筈の存在が人との関わりの中で自我を確立していきます。

しかし、この恋はあくまでもロボットだから決して生臭いリアルさにはなりません。

そう、本作のテーマはあくまでも「」にあるので、大人の恋愛をくどく表現しないのです。

あくまでもサラリとドライに、しかしやや切ない苦みとして描かれるネオテニーがアテナでしょう。

確率が99%になった意味

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

本作では物語の黒幕にして元凶であるニックス監督が障壁として立ちはだかります。

彼が裏からトゥモローランドを支配し、人類に消極的な未来を見せて地球滅亡100%を叩き出しました。

それがケイシーの希望に満ちた発言によって99%と僅かに下がったのです。

ここではその意味を考察していきましょう。

希望VS絶望

希望は絶望のど真ん中に (岩波新書)

この終盤戦はケイシーが希望の象徴、そしてニックス監督が絶望の象徴として描かれています。

もっと分かりやすくいうとケイシーが「夢」でありニックス監督が「現実」ではないでしょうか。

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