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1993年に公開されたジュラシックシリーズの第一弾「ジュラシック・パーク」は、世界に大きな衝撃を与えた作品です。

原作は1990年のマイケル・クラントンによる小説ですが、映画版ジュラシック・パークは様々な点で原作と違っています。

なぜ監督スティーブン・スピルバーグはラストを原作と変えたか、謎を読み解きながらジュラシック・パークが放つ大きなメッセージを受け取っていきましょう。

原作のラストと違う

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映画「ジュラシック・パーク」は同名の小説がモデルとなっていますが、物語のラストが意図的に変えられています。

ラストに込めた監督スティーブン・スピルバーグの想いとは、いったいどのようなものなのでしょう。

原作では兵士が助けにきた

劇中のラストでは、ヴェロキラプトルに襲われそうになったところをティラノサウルの登場で逃げのびる設定となっています。

しかし原作では、人間の兵隊達によって助けられます。

この差は特に大きな違いはないように思われますが、実際にはティラノサウルスがヴェロキラプトルと戦うラストシーンが、ジュラシック・パークの有名な場面のひとつとなりました。

恐竜は敵ではない

ラストシーンにティラノサウルスを登場させたことで、人間が肉食恐竜に救われるという構図が出来上がりました。

人間vs.恐竜という本編ストーリーの流れをラストにして覆しているのです。

このことは恐竜は敵でないということを示しています。

あくまで恐竜が人間を襲うのは習性であり、人間を襲ってやろうと思ってのことではありません。いわば弱肉強食の自然の摂理といえます。

兵士ではなくティラノサウルスの行動によって助かったということに、映画に込められた思いを伝える重要な意味があるのです。

監督はティラノサウルスを主役にしたかった

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原作のラストを変えたことについて監督スティーブン・スピルバーグは「映画の主人公はティラノサウルスだから」と語っています。

ジュラ紀最強の恐竜といわれるティラノサウルスを主役と位置付けたことで、ジュラシック・パークをよりリアルに感じることが出来ました。

ラストシーンの変更は観客の視点も考慮した、監督の演出だったわけです。

同個体のティラノサウルスは最新作にも登場している

実は「ジュラシック・パーク」で主役とされたティラノサウルスの同個体が、最新作の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」にも登場しています。

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