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『リベンジgirl』は2017年に日本で上映された邦画です。
主人公は性格に難がある才色兼備な女性・美輝で、物語は彼女が政治家の息子から盛大に振られてしまうところから始まります。
そして、彼女が彼を見返すために総理大臣の椅子を狙うというのが物語の流れです。
失恋のリベンジで総理大臣を目指す設定は斬新ですが、ラストの街頭演説を含めてツッコミどころが多い本作。
悪い印象を持たれがちですが、美輝が選挙に取り組む姿勢からは学べることがあります。
ここでは美輝の変化や学べるところ、インスタで30万人達成した理由、凪子が彼女をスカウトした意図を主に考察していきます。
凪子が選挙にスカウトした意図
政治塾の入塾式で一騒動起こした美輝を、凪子は「総理大臣の椅子を狙わないか」と誘います。
自己中心的で高慢な態度を取り、周りから良い印象を与えないであろう美輝を、凪子はなぜ誘ったのでしょうか。
考えられる要素は2点あります。
噓をつかなさそう
凪子は30回以上の選挙を経験したベテラン秘書ですが、美輝のような理由で出馬しようとする人を見たのは初めてです。
彼女が美輝に出馬の理由を聞いた時も包み隠さず正直に答え、真っ直ぐな心を持った人間のように感じたと見受けられます。
噓ばかりつく政治家に嫌気が差して秘書を休業している門脇のリハビリとして、彼女を選挙に出馬させようと考えたのではないでしょうか。
圧倒的な行動力
美輝は総理大臣を目指すために勤めていた仕事を辞め、政治塾に入塾しようと考えていました。
ですが正式な手続きをしていた訳ではないので、彼女は入塾できません。
美輝は明らかにルールを破っているにも関わらず、「入塾させなければ後悔する」と自信満々に訴える場面があります。
舞台に上がってブーイングを受けるも、顔色を変えない彼女に何らかの魅力や可能性を感じたのではないでしょうか。
インスタで30万人達成できた理由
総理大臣を狙うために国会議員になることを目指す美輝は、門脇からインスタで30万人のフォロワーが欲しいと言われます。
近くにいた凪子からは多すぎると言われていた数ですが、美輝は達成しました。
なぜ30万人達成できたのかといえば、美輝のリサーチ力と行動力が要因にあたります。
彼女は最初にインスタの利用率が高い時間帯、ターゲットをちゃんと絞って投稿していました。