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メイズ・ランナーシリーズも【メイズ・ランナー: 最期の迷宮】でいよいよ最終章を迎えることになりました。
最期はやはりWCDKと反WCDKの全面戦争です。
もちろん反WCDK側が勝利するのですが、肝心のフレアウイルスとの戦いはまだまだ続くと思われます。
フレアウイルス研究の第一人者であるテレサが死んでしまいますので、先行きに少し不安が残る終わり方です。
メイズ・ランナーシリーズもこれで最終になりますので、今回はフレアウイルスの正体についても少し考察します。
テレサの死
WCDKと反WCDKが激しい市街戦を繰り広げる中で、トーマは救出に来たブレンダたちのもとに急ぎます。
トーマスは何とか救出されますが、残念なことにテレサは崩壊するビルもろとも落下してしまいました。
テレサが救出されても決しておかしくない展開の中で、彼女の死を巡るあれこれを考えてみましょう。
テレサは助けられなかったのか
トーマスは負傷していましたので、自力で飛行体に飛び移ることはできなかったと考えられます。
テレサの助力が不可欠だったのです。
一方のテレサはほぼ無傷でしたので救出する方策はあったようにも思えます。
ロープを投げるなり、何かつかまるものを出してもよかったのではないでしょうか。
みている我々は一種のもどかしさを感じました。
やはりテレサには何としてもトーマスだけは助けたいという思いがあったのでしょう。
彼は全人類救済のキーになる強力なフレアウイルス免疫を持っているからです。
彼女はトーマスを救うことに最期の体力を使い切り、自らは死に至ったと考えるのが妥当なのではないでしょうか。
もし生きていたら
それにしてもここでテレサを死なせるのかとも考えてしまいます。
何といっても折角フレアウイルスをやっつける糸口が見つかったのですから、ここからがテレサの出番でしょうとも思えるのです。
メアリーも死んでしまいましたのでライト・アームには医療スタッフがいなくなることも心配してしまいます。
トーマスとテレサはお互いに愛を確認し合いました。
彼女が生きていたら二人一緒に新天地でウイルスに打ち勝つ治療法を確立する未来が見えてくるではありませんか。
ブレンダはどう受け止めたのか
そうなると問題はブレンダです。彼女は間違いなくトーマスに思いを寄せています。
彼女から見れば、トーマスがテレサを愛していたことは察知できますの。
このためテレサが死んだからといって直ちにトーマスに言い寄ることはできません。
トーマスの心の傷が癒え、ふと周りを見回したときに近くに自分がいたという形が望ましいと考えるのではないでしょうか。
もしテレサがトーマスとともに救出されていれば、ブレンダのことですからホルヘとともに新たな冒険を目指して島を離れるかも知れません。
ミンホの行方
トーマスたちは捕らわれたミンホを救出するために輸送列車を襲撃します。