出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B073WCCCV6/?tag=cinema-notes-22

2017年に劇場公開された『22年目の告白 -私が殺人犯です-』はリピーターになることを強くおすすめしたい映画です。

この映画には伏線やミスリードが張り巡らされており、結末を知ると全く違う見方が出来る作品になっています。

物語のカギとなる改正刑事訴訟法を詳しく紐解きながら、劇中の伏線に迫っていきます。

犯人を明確にしている伏線

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本作に張り巡らされた伏線は、少々複雑で結末を知るとようやく見えてくる伏線もあるようです。

クレジットに隠された伏線

映画冒頭、曾根崎を演じる藤原竜也を始めとし俳優たちがオープニング・クレジットとして紹介されます。

そこには真の犯人である仙堂を演じる仲村トオルの名前も……。

そしてその後に「依然、つかまらぬ犯人」というマスコミの見出し文句が入ります。

なんと、オープニングで真犯人の答えを提示していたのです。

ただの偶然かもしれませんが、スタッフの遊び心ともいえる伏線ではないでしょうか。

犯人は劇中で自白している

劇中で仙堂は、下記のように曽根崎の書いた著書のタイトルを紹介しています。

「私が殺人犯です」

引用:22年目の告白-私が殺人犯です-/配給会社:ワーナー・ブラザース映画

ここもオープニング・クレジットと同じくスタッフの遊び心が見える場面です。

劇中のその言葉の通り、まさに仙堂こそが殺人犯なのです。

ラストに繋がる明白な伏線

仙堂は劇中、第6の事件(里香)について触れられていないことを指摘していました。

しかし、里香が犯人に連れ去られたことは公にはされておらず、仙堂がそれを知っているのは不自然なことです。

鋭い鑑賞者であれば、ここで仙堂に疑いを持ったことでしょう。

また里香が婚約中だったことは曽根崎(小野寺)、そして牧村の2人しか知らないことでした。

仙堂が第6の事件に触れたことは、彼が犯人である明確な伏線であり証拠でもあるのです。

劇中で回収された見事な伏線

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劇中には、結末を知ると見え方が変わる伏線が沢山張られています。

映画冒頭とラストシーンの因果関係

本作は冒頭での追跡劇とラストシーンが関わりあっています。

この始まりこそが意外な結末の伏線となっているのです。

牧村がチンピラ(戸田)を温情を働かせて見逃したことで、仙堂殺害という恩恵を得たともいえます。

牧村が最初に戸田を捕まえていれば、戸田は長く警察に拘束されていたかもしれません。

そうなっていれば仙堂は殺されず、精神鑑定によって刑事罰を免れていた可能性もあります。

映画の冒頭とラストには秘められた因果関係があったのです。

曽根崎のキズだらけの体

冒頭で曽根崎は記者会見前の着替えの際に、あちこちに手術跡のあるキズだらけの上半身をさらしています。

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