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バッドボーイズは1995年から続くシリーズ作品で、本作『バッドボーイズ フォー・ライフ』はシリーズ3作目となります。
時代に逆らうようなルール無視の行動で、痛快なアクションとコメディ要素を提供してくれます。
時を経てすでにベテランと呼ばれる二人ですが、なぜマイクはイザベラとアルマンドを撃てなかったのでしょうか。
また最後に渡したファイルにはどんな意味が込められているのか、徹底考察していきます。
バッドボーイズが好きで映画界へ入った二人の監督…彼らの想いも併せて観ていきましょう。
マイクが殺せなかったのはなぜ
数々の女性と関係を持ってきたウィル・スミス演じるマイクですが、本作では彼の子供までが登場していました。
彼は何を思いイザベラやアルマンドと対峙したのでしょう。
繋がりを感じた
イザベラと関係を持ったのは遠い過去のことであり、潜入捜査時ということで、いわば若気の至りだったはずです。
潜入捜査時にボスの女に手を出すことは、通常考えられません。
それほどマイクは常識を打ち破った存在なのでしょう。
おそらくマイクは彼女と再会するまで、その存在を忘れていたのではないでしょうか。
彼はプレイボーイであり、関係を持った女性も数えきれないほどいるはずです。
しかし、彼も年を重ねマーカスの家族に触発されるように、繋がりを愛おしく感じたのかもしれません。
二人を殺せなったのは、そこに家族の姿を見たからと考察出来ます。
愛情を思い出した
少し観方を変えると、マイクは過去にイザベルを心から愛したともとれます。
潜入捜査にもかかわらず、彼女の魅力に引き込まれていったのでしょう。
彼女の逮捕という現実が、その思いを断ち切る原因になっていたはずです。
時間を経て彼女と向き合った時、男として彼女を支えることが出来なかったという思いが蘇ったのかもしれません。
例え敵になってもかつて愛した女性と、自分の子供は撃つことが出来なかったのでしょう。
父親としての複雑な心境
マイクからしてみれば突然現れた息子であり、自覚も少なかったでしょう。
しかし自分の血を引いた存在が現れ、複雑な心境だったはずです。