どうしたらこの人は喜んでくれるのか、笑ってくれるのか。
人を笑顔にさせる奉仕の心の大事さを訴えているのかもしれません。
義務感で練習していても出来る事ができなくなる
この物語はバニラ姫がアイスを作れないことで悩むのが始まりで、最後にはアイスを作るための条件に気が付いて作れるようになります。
違いとしては、義務感でアイスを作っているかどうかの違いでしょう。
これは現実でも言えることで、何も考えずただ勉強しても知識が身につかない時があります。
何のために知識を得るかを考えながら勉強すれば効率良く覚えられるので、意味を考えて行動しようと訴えているのではないでしょうか。
間違えた指摘は問題をこじらせてしまう
バニラ姫がアイスの国から出て行ったのは、ジェラート大臣の的外れな指摘が原因です。
毎日練習を頑張っても目標は達成できず、それでも練習が足りないと言われてしまう。
ただ練習と言っても、どこが原因なのか追及できていない訳ですから指摘した人を怒らせてしまうだけです。
指摘をする場合は、どこが悪いなど具体的に言わなければ意味がありません。
自由に生きるべき
この物語はバニラ姫とコキンちゃんの友情物語でもあります。
アイスの国の姫として勤めを果たそうと頑張るバニラ姫と、自由にやりたいことだけをやるコキンちゃん。
正反対な生き方をする2人を現実に置き換えると、親の期待通りに生きる優等生が親の期待を気にしない自由人との違いに見えます。
親の期待通りに生きていた場合は親から敷かれたレールを辿っているだけです。
急に自分のやりたいことの話になると話せない人が多いのではないでしょうか。
自分の意志で期待通りに生きているなら大丈夫でしょうが、自分の意志がない場合は当てはまりがちなので注意が必要でしょう。
嘘を言っても結局バレてしまう
バニラ姫はアイスが作れないことを途中まで周りの人に隠してきました。
途中から煽られて作ろうとするも作れず、周りから怪しまれてしまいます。
できないことはできないとはっきり答えることが大事であると訴えているのではないでしょうか。
まとめ
「笑顔」をキーワードにして製作された『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』。
元々の『それいけ!アンパンマン』が幼児向けアニメであることから、見ていて教育・人生で学べることがあるでしょう。