どんな生き物にもフェアで優しいナイスガイ

引用:ソニック・ザ・ムービー/配給会社:東和ピクチャーズ

上記のセリフが物語るように、トムならば自分のことを受け入れてくれるかもしれないとソニックは感じていたのかもしれません。

優しいトムに好意を持っていたからこそ、毎日観察していたのでしょう。

特別なソニックを特別視しないトム

トムは特別な力を持つソニックに対して対等に付き合っています。

ソニックの力を利用しようとしたり、煙たがったりしていません。

また地球人とは違う風貌のソニックですが、そこに差別も区別も感じられないのです。

ソニックにとって、トムの隣は居心地のいい場所ともいえるのではないでしょうか。

ソニックに大切なことを学んだトム

ソニックに友情という大切なものを与えたトムですが、トム自身もソニックに与えてもらったものがあります。

それは大切な家族との時間です。

グリーンヒルズに留まることを決心し、大切な時間を見失わずに済みました。

二人の間には支え合い、お互いを大切に思うことが出来るそんな友情が生れたのでしょう。

トムは観客自身

ここで注目したいのが、トムという存在です。

深読みしていくとトムは観客でありプレイヤー自身なのではないでしょうか。

ソニックを助け共に戦う存在、だからこそゲームと映画が上手くシンクロし劇中に引き込まれていくような感覚がするのです。

監督ジェフ・ファウラーの手腕が光りました。

ゲームとの共通点が沢山ある

ゲーム

本作はゲームを原作としているので、劇中にもファンにはうれしいサービスが詰まっています。

ロボトニック博士に撃たれた時のシーンは、ゲーム内でダメージを受けたソニックの演出(リングをばらまく)と共通していました。

またソニックは泳ぎが得意ではありません。

その為、海を渡るのは無理だという設定もしっかり描かれています。

まるで空飛ぶタマゴだな、ミスターエッグマン

引用:ソニック・ザ・ムービー/配給会社:東和ピクチャーズ

ロボトニック博士にむけた上記のセリフも、ミスターエッグマンというゲームキャラを登場させた粋な演出となっていました。

その他にも原作ゲームを意識した演出が数多く散りばめられています。

観返す際には、細かくチェックすると面白さが増すのではないでしょうか。

ちなみに本作に登場するモンタナ州グリーンヒルズは実在しない街であり、ゲームで登場するグリーンヒルズをそのまま使用したようです。

続編にも期待大のソニック・ザ・ムービー

映画

『ソニック・ザ・ムービー』は予告編からのキャラ変更という予想外の展開をみせた映画ですが、このこだわりこそが成功の要因だったのでしょう。

成功した実写化映画といえます。

続編も既に話題となっており、ラストシーンで登場したテイルスに注目が集まっています。

孤独と友情というテーマを掲げ、ロボトニック博士との戦いに勝利したソニックたちから今後も目が離せません。