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2009年に日本を皮切りにスタートした『DRAGONBALL EVOLUTION』は、鳥山明の「ドラゴンボール」が原作となった作品です。
脚本家のベン・ラムジーが公開後に謝罪する、という異例のハプニングが起こった話題の映画ともいえるでしょう。
様々な意見の飛び交った本作ですが、ラストシーンでピッコロを救った女性が誰なのか疑問が残りました。
また、悟空はなぜ亀仙人を蘇らせたのか…。
突っ込みどころ満載といわれる本作を、違った角度から考察していきます。
ピッコロを助けた女性の正体
本作の最後でピッコロを救った女性の姿が映し出されています。
彼女の正体は一体誰なのでしょう、そして彼女の真意は何だったのか深読みしてみましょう。
女性の正体はセキ
映画の冒頭で、ピッコロが襲った村の巫女がセキです。
最後にピッコロを救っていたのは、おそらく彼女ではないでしょうか。
彼女は続編のキーパソンとなる存在ですが、残念ながら続編は制作されず未だ登場は謎に包まれています。
なぜ襲われた村の巫女が、敵であるピッコロを助けたのでしょう。
続編を見据えた登場
本作で主役孫悟空を演じたジャスティン・チャットウィンは、インタビューの中で三部作になることをほのめかしています。
本作の続編となる二作目ではベジータの登場が予想されており、話の流れを見るとピッコロと悟空は手を組むことになるでしょう。
セキは、悟空とピッコロをつなぐ役割をしたのかもしれません。
悪の心が芽生えた可能性
セキはピッコロの力を知り、悪の心が芽生えたという可能性はあるのでしょうか。
原作を見る限り、セキとイコールとなる人物はおらずピッコロは悟飯(息子)に出会うまで孤独な戦士です。
セキがピッコロと手を組み悪に走るという可能性は限りなく低いのではないでしょうか。
しかし原作とかけ離れたストーリーといわれている本作なので、セキが悪に染まる可能性も否定できません。
チチ?という意見
後ろ姿のみの登場となった女性はチチなのではないか、という意見もありました。
しかしピッコロの部下であるマイと死闘を繰り広げ、挙句に悟空から攻撃をうけた彼女にとってピッコロを助ける理由はありません。
ピッコロを救った謎の女性がチチである、という可能性はないでしょう。