創造主にとって、トランスフォーマーとは自分が作った芸術品。もしくは、単なる玩具であるという考えが伺えます。
根拠は、人類に味方するオプティマスを連れ戻そうとしたことです。
冒頭にもあるように、創造主は金属生命体を作るためにはその他の生命体のことなど考えていません。
そのため、自分が作ったトランスフォーマーが取るに足らない人類と絆を結んでいることが許せなかったのです。
そのため、創造主はオプティマスを取り戻そうとしました。
トランスフォーマーが地球を離れた訳
映画のラストでオプティマスは地球を離れます。その訳はなんでしょうか。
創造主と対話するため
ロックダウンを使い自分を連れ戻しに来た創造主。その過程でロックダウンは墓場の風と手を組んでいました。
それにより失われたオートボット、人間含めた多数の命。言ってみれば創造主は本作の出来事の元凶。
その罪を問い、これ以上地球での出来事に手を出させないための対話を行うためにオプティマスは地球を離れました。
トランスフォーマーへの思い
もう一つ考えられるのが、オプティマスは心のどこかでトランスフォーマーをこれ以上生み出したくないと考えたということです。
地球で争いが起こったのも、元はと言えばトランスフォーマーが「キューブ」というアイテムを求めて地球に来たため。
つまり、トランスフォーマーが来たことで地球に戦火が広がってしまったのです。
そして、恐らくこうしたことは宇宙の各地で起こっていると考えられます。トランスフォーマーは宇宙に散っているから。
地球を離れたのは、これ以上創造主にトランスフォーマーを作らせないよう説得する意図もあったとこれまでの悲劇を見れば伺うことができます。
ロストエイジの後は「最後の騎士王」も
トランスフォーマーシリーズは元々は三部作を予定して製作されました。
大ヒットとなったため四作目である「ロストエイジ」が製作されましたが、五作目「トランスフォーマー/最後の騎士王」も2017年に公開されています。
宇宙に旅立ったオプティマスはどうなったのか。地球に残ったトランスフォーマー達の運命は。
地球に隠された驚愕の秘密も明らかになる壮大な物語です。
本作の鑑賞後は是非五作目もご覧ください。