ヨシコの父を信用した管理人でしたが、彼は彼女を捕縛してキャンプ参加者を殺害していきました。
信用を裏切られた管理人はヨシコの父の暴走を止めるために猟銃で撃ち抜いたのではないでしょうか。
キャンプ場の管理人とヨシコの父の関係性は?
キャンプ場の管理人が犯人の協力者である場合、彼女はヨシコとどのような関係性にあったのでしょうか。
物語中にヨシコらしき少女とツーショットで撮った写真が映っていたので、赤の他人ではないことが予想できます。
考えられるのは2点です。
ヨシコの母
可能性の1つとして考えられるのは、ヨシコの母です。
父よりも娘の死に対してドライな印象を受けますが、参加者を殺しても気分は晴れないと考えていたのでしょう。
母としては参加者の命を奪う必要は無いと考えていたが、父は参加者を殺さなければならないと考え続ける。
だからこそ日本人形と共に燃えるヨシコの父を見て、「可哀想な人」と称したのかもしれません。
また、母がパーティー会場の管理人であれば、ヨシコの復讐のために計画に賛同することも充分に考えられます。
ヨシコの叔母
もう1つの可能性として考えられるのは、ヨシコの叔母です。
キャンプでは子供達と仲良くする気配のない人見知りのヨシコがツーショットを許すのは、近い親族である叔母ぐらいではないでしょうか。
姪の死であれば、悲しくとも殺人にいたるほどの憎悪は持たない可能性が考えられるでしょう。
叔母であればヨシコの父の状況を見ており、哀れに感じている旨の発言をするのも納得がいきます。
復讐のために参加者を殺し続けるヨシコの父に猟銃を撃ったのも、予定からズレた暴走行為を止めるためではないでしょうか。
最後に登場した少女は何を意味しているのか
物語最後に登場した1人の少女。
少女は抱えていた人形に「大きくなれ」と唱えています。彼女の存在には何を意味しているのでしょうか。
考えられる要素は2点です。
続編への伏線
この物語『恐怖人形』は監督の宮岡太郎原案のオリジナル作品です。
最初に作った作品であれば、観客のウケや評判がどうなるかは分かりません。
第1作目で作品のウケを様子見し、続編が作れるように新たなる惨劇の伏線を残したのではないでしょうか。
ウケが悪ければ続編は無し、良ければ続編作成を決定といった考えで描写しているのかもしれません。
2作目では少女が抱えていた人形が、呪いの籠もった殺人人形となって登場的な展開が考えられるでしょう。
人形を大きくする噂は一般的に知れ渡っている
物語中では呪いの研究者が「人形に呪いが溜まって大きくなっている」と話していましたが、人形を大きくするための噂は知らない内に流れていたのかもしれません。