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1968年に公開された「怪獣総進撃」は、元々はゴジラ映画の完結編として製作されました。

この当時の怪獣映画の人気は既に陰りが見えていましたが、本作がヒットしたためにシリーズは継続します。

キングギドラやアンギラスだけでなく、バラゴンやゴロザウルスなどゴジラシリーズ以外の映画からも怪獣が参戦しました。

まさに怪獣映画の総決算ともいえる作品の一つです。

本作の悪役であるキラアク星人は、女性ばかりで構成されたシリーズの中でも異色の存在です。

そのキラアク星人の切札である「ファイヤードラゴン」はラドンですら敵わない相手でした。

ファイヤードラゴンを地球人はなぜ倒すことができたのか。本作では宇宙港がなぜ硫黄島にあったのか。

キラアク星人が怪獣をコントロールしていた方法も合わせて考察します。

キラアク星人について

ファイヤードラゴンを考える前に、キラアク星人はどんな存在だったか振り返ってみましょう。

地球より進んだ科学力

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劇中でも明言されていましたが、キラアク星人の科学力は地球人より遥かに進んでいます。

怪獣をコントロールすることはもちろん、地球人が気づかないうちに密かに基地を建設していたことからもそれが伺えますね。

凶暴なキングギドラを捕らえて操っていることからも科学力の高さが想像できます。

怪獣ランドでは怪獣達が生物的な弱点に基づいてコントロールされていました。

そうした方法を取る地球人と、優れた科学力で怪獣をコントロールするキラアク星人は対になっています。

高温の中でしか活動できない

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キラアク星人の正体は鉱物生命体で、高温の中でしか活動することはできません。

人間に似た姿でいられるのも高温の中だけです。

地球人が普通に生活できる温度でさえ、キラアク星人にとっては耐えることができません。

優れた科学力と比較して彼女達の肉体は非常に脆い弱点を抱えていました。

そのためキラアク星人は、自分達に最も適した環境である富士山麓を狙ったのです。

ファイヤードラゴンを倒せた要因

強力なファイヤードラゴンをなぜ地球人は倒せたのでしょうか。

冷線ミサイルの力

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ファイヤードラゴンはその名の通り燃え盛る炎をまとっています。その温度は非常に高温でラドンも歯が立たないほどでした。

しかし高温ということは、低音と極端に相性が悪いともいえます。

ファイヤードラゴンの正体はキラアク星人の円盤でした。円盤ということはすなわち金属でできています。

金属を高温から低音にすると脆くなることはよく知られていますね。