作中を見る限りリードは、資金不足から満足な研究ができない状態でした。
ヴィクターの協力で何とか宇宙に来ることができましたが、それがなければ研究は進まないほど追い詰められています。
このような状況でしたので、リードが宇宙嵐の研究に使っていた機材もけっして最新のものではなかったのでしょう。
宇宙嵐は自然現象ですので、想定外のことが起こるのはむしろ当然といえます。
しかしリードが使っていた機材では、想定外の可能性まで計算に入れることができなかった可能性は考えられるでしょう。
地球生命の進化の引き金
リードの研究では、宇宙嵐は地球生命の進化の引き金となったと解説していました。
過去にどんな引き金を果たしたと考えられるでしょうか。
水中から陸上への進化
生物の最も重要な変化は、水中から陸上へ対応できる種が登場したことでしょう。
陸の環境へ適応できるようになることは、水中の生物の立場からすればまさに超能力ですね。
もしかしたら今も水の中に住んでいる生き物から見たら、陸に住む人間は超能力者に見えるかもしれません。
本作の世界観では宇宙嵐の力により、この進化が起こった可能性もゼロではないと考えることができます。
猿から人間への進化
猿と人間は最も近い存在ですが、地球において両者は異なる生物として暮らしています。
その進化の狭間にあるミッシングリンクは不明な部分が多いのですが、本作では宇宙嵐の影響と考えることもできるでしょう。
超能力の発現のように人類は知恵を持ちました。
他の生物を大きく上回る知能は、人類からすれば何でもないことでも他の生物からすれば超能力と同じに見えるかもしれませんね。
ヒロインの下着姿が見える理由
身体を透明化させる能力があるヒロインのスーザンですが、能力を使った時に下着姿が見えていました。これは何故でしょうか。
宇宙嵐の影響
宇宙嵐は人間だけでなく、それを浴びた物質そのものに影響を与えていました。
主人公チームが宇宙で着ていた作業スーツも宇宙嵐の影響を受けています。超能力を使っても服に影響がないのはそのためです。
ですがそれ以外の物質では能力に耐えることができません。
ヒューマン・トーチことジョニー・ストームが能力を発動させるたびに服が燃えていました。
普通の服ではファンタスティク・フォーの超能力に対応することはできないのです。
下着姿が見えた理由
以上のことから下着姿が見えた理由は、下着が超能力に対応できていなかったからということがわかります。