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【慕情】原題と邦題それぞれに込められた意味を徹底考察!2人の不安定な関係性は愛が深まる速度にどんな影響を及ぼしたのか

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B079VSC5S9/?tag=cinema-notes-22

ラブロマンスの傑作といわれる映画「慕情」

時代や様々な障害に翻弄されながら、愛を貫き強くなっていく2人を描いています。

一緒にいる僅かな時間を大事にすることで、愛を育んできたマークとスーイン。

その困難は2人の愛情の加速に影響を及ぼしていました。

試練でさえ引き裂けなかった2人の愛情に迫ります。

また、本作は邦題と原題とでは違うタイトルです。

邦題・原題それぞれの意味と、そこに込められた思いも探っていきます。

原題・邦題の意味とは?

Love Is a Many Splendored Thing

「慕情」は邦題で、原題は「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」です。

映画の内容にどう沿わせたタイトルになっているかを探ります。

SPLENDOREDとは?

本作の原題は「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」です。

直訳すると「愛とは多くの輝くもの」という意味になります。

しかし、辞書を引いてみるとSPLENDOREDでは該当しません

元の単語であるSPLENDORは輝きという意味で、SPRENDIDの名詞形にあたります。

SPLENDOREDとなっているので形容詞形と思われますが、形容詞としては存在しない単語のようです。

そのため、映画の内容に沿って充てられた造語であると考えられます。

「慕情」とは?

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邦題の「慕情」は、慕う気持ちという意味です。

相手を思う気持ち、特に恋愛においての気持ちを指しています。

こちらもマークとスーインが抱く気持ちという、映画の内容に沿った題名です。

原題・邦題に込めた愛の視点

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原題・邦題ともに映画の内容を表現しているタイトルです。

しかし、そこに込められた意味は少し異なります。

それぞれのタイトルに込められた視点は何なのでしょうか。

原題「LOVE IS A MANY-SPLENDORED THING」

原題の視点から考えると、2人の間にある全てのことを指しているといえます。

互いの気持ちだけでなく、共に過ごすささやかな時間、一緒にいた思い出…。

また、望んでも共に居られない事実、その時間をも含んでいるといえるでしょう。

それら2人の間にある全てのことが“多くの輝くもの”だと表現しています。

邦題「慕情」

邦題の意味から考えられる視点は、マークとスーインの互いを慕う気持ちです。

2人の気持ち、という視点から考えてみると、一緒に時を過ごしている時の感情が第一に挙げられます。

勿論、そこには離れている間のお互いへの思いも含まれるでしょう。

運命的に巡り合いながら、なかなか一緒に居られない2人のもどかしさも表している題名といえます。

2人のすれ違いが育む愛

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物語の始まりは1949年、イギリス領の香港

1950年に朝鮮戦争が始まりマークが特派員として派遣されました。

引用:慕情/配給会社:20世紀フォックス

これらのことを踏まえると、2人が香港で過ごした期間は1年程であると考えられます。