やはり演じている役者を見ると、リチャード・パーカーはキャンベル・スコットであり謎の男とは別人なのです。
ピーター・パーカーの両親の正体
劇中で父親リチャード・パーカーは科学者としてオズボーン社に雇われていました。
自分の遺伝子操作クモが生物兵器化されるのを食い止め、暗殺されますが実はまだ生きていたと考える人も少なくないようです。
リチャード・パーカーは正義感の強い人物ですし、謎の男のセリフからも父親が謎の男グスタフ・フィアスである可能性は低いでしょう。
ちなみに原作ではピーター・パーカーの両親はS.H.I.E.L.D.の職員という設定です。
そして宿敵レッドスカルによって飛行機事故を起こされたという設定で描かれています。
映画の評価が賛否評論になる理由
「アメージング・スパイダーマン」はファンの中で、賛否両論が大きく分かれる映画でした。
最後にそのわけを考察してみましょう。
ビジュアルがイケメン過ぎる
「アメージング・スパイダーマン」で主役を演じたアンドリュー・ガーフィールドは長身のモデルのようなイケメンです。
ピーター・パーカーのいじめられっ子的なみじめさや、オタク系の雰囲気もなくどちらかというとクールな青年に描かれています。
スパイダーマンは、いじめられっ子のピーター・パーカーだからこそいいという意見も多く、良し悪しと意見が分かれます。
「親愛なる隣人」は少々欠点が多い方が、現実味があるようです。
不器用な恋をしていない
女性受けのいい青年は、ヒロインであるグエンともすぐ両想いになっています。
ピーター・パーカーの不器用な片思い感はなく、男性からはあまり共感出来ないとの声も聞かれます。
逆に女性ファンからは今どきのイケメンスパイダーマンを絶賛する声も上がっています。
大いなる力には、大いなる責任が伴う
ファンからの声が多かったのが、なぜピーターはグエンの父親ジョージ・ステイシーとの約束を破ったのかというものでした。
ヒーローとして生きる為に、恋をあきらめることが「大いなる責任」だったのではないかという声が上がったのです。
しかしピーターがグエンと離れなかったことで、この先グエンを失うことになってしまいます。
やはり大いなる力には、大いなる責任が伴うのです。
続編が気になる話題の映画
「アメイジング・スパイダーマン」はシリーズとして製作が進む中、まさかの制作中止となりました。
原因はマーク・ウェブ監督とソニーの折り合いが合わなかった為といわれています。
しかし謎の男は謎のまま、もっと深く知りたい映画として語り継がれる結果となりました。
前作と比較されたり、謎を残したりと話題の多い映画ですが、それゆえに自分の解釈で楽しめる数少ない映画ではないでしょうか。