その求心力が彼女の持つ最大の能力なのかもしれません。
ハーレイ・クインの恋人、ジョーカーって何者?
評判が割れている理由は何?
ジョーカーは、登場前の触れ込みが、サイコパスの犯罪者とだけ訊くと「親戚になられたら困る」ような存在をイメージしてしまいます。
彼はハーレイと接している時だけは、負の部分が無くなったように見える瞬間があったりします。
ハーレイが夢想する、本来あるべき自分の姿、の想像の中では、ジョーカーとの幸せな日常が描写されていました。これが いい評価。
悪知恵は相当な切れ味で、ハーレイ・クインの自分への恋心を巧みに利用し、まんまと脱獄に成功してしまいます。
しかし彼女は変わらずに彼のことを愛しているのが言動の端々から感じられます。
この辺りが、ハーレイのファンから反感を買っている最大の原因のようです。
もし続編があるとすれば、特にエル・ディアブロなど、ハーレイに惹かれ始めているメンバーと、どう絡んでいくのか要注目!です。
今後のDC作品に繋がる伏線は?
本編からのヒントは?
本編で予想を超えるポテンシャルを発揮してトラブルを収拾したメンバーに、ウォラー長官は、法外な報酬を約束させられます。
しかし、抜け目なくこれからも、高リスクな非常事態が起きた時は、スーサイド・スクワットを招集することを示唆していました。
続編の可能性、充分ありですね!
二〇十九年十の月、「ジョーカー」降臨!
ジョーカーが主役?
本作の最後でジョーカーは脱獄して、このまま逃げきれず、まだ何かありそうな余韻を残していました。
2019年10月4日、彼は、まさにキャッチコピー通り「1人の男が巨大な悪へと変貌していく」ストーリーの主役として帰ってきます。
DCシリーズの「バットマン」の熱心なファンでなくても、あれ?と思った人は多いと思います。
バットマンの天敵のジョーカーが主演なのです。ジャック・ニコルソンをはじめ、さまざまな名優が演じてきたジョーカー。
今回演じるのは、本作のジャレット・レトではなく、ホアキン・フェニックスです。
「スーサイド・スクワット」をはじめ、今までのDC作品だけでは感じられなかった、ジョーカーの隠れたパーソナリティに触れる絶好の作品になっていることを期待したいですね。