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服装や髪型などは当時大流行となり、前髪を短く切りそろえたヘプバーンカットは日本国内でも女性を熱狂させました。
更にヘプバーン･サンダルという愛称も生まれ、劇中でアン王女が履いていたサンダルに女優オードリー・ヘプバーンの名前が使用されました。
現在でも業界では同じような形のサンダルをヘプバーン･サンダルとよんでいます。
スペイン広場でのジェラードが定番になった
スペイン広場でジェラードを食べるシーンはあまりに有名です。
このシーンを真似て、スペイン広場でジェラードを食べる観光客が急増しました。
スペイン広場でジェラードを食べることを目的に旅行をする人も多くいたのです。
「ローマの休日」はイタリア発のジェラードが世界中に知れ渡り、普及していくきっかけにもなっています。
国内ではジェラートの日も出来た
「ローマの休日」でジェラードは一躍有名になりました。
近年国内では映画が公開された8月27日をジェラートの日と決めるなど、その人気はいまだ衰えを知りません。
これは日本ジェラート協会が制定したもので、アン王女がスペイン広場でジェラートを食べるシーンから影響を受けました。
世界中に大きな影響を与えた「ローマの休日」は、映画の力を世界中に見せつけた作品ともいえますね。
世界中で英語の教材になっている
「ローマの休日」が世界へ与えた影響は、人気アイテムだけではありません。
美しくわかりやすい英語を使用しているので、世界中の英語の教材に使用されています。
物語も素晴らしいものなので、本編を通して英語の教材として人気を博しているのです。
劇中の名言を原文のまま覚えているという人も多いのではないでしょうか。
悲恋なのに前向きになれる名作映画
ローマの休日は、オードリー・ヘプバーンが世界的なスターになった名作です。
情緒豊かなローマの街でのたった1日の恋はまさに悲恋とよべます。
しかしその恋を明るいものへと変換させるストーリーには抜群のセンスを感じます。
時代を超えたおしゃれ感とプラトニックな愛、そして2人が結ばれなかったという結末は映画に歯切れの良さをプラスしています。
「ローマの休日」は何度観ても新鮮さを失わない、歴史的な名作です。
