更に新しく生まれたハンマーをもってサノスに挑みますが、サノスの力(インフィニティ・ストーン)には太刀打ちできませんでした。
神の国であるアスガルドの王子として、絶対の力を誇るソーは自分の無力さと直面することになってしまいます。
ネビュラは義姉ガモーラを義理の父サノスに殺された
かつては憎みあった義姉ガモーラと和解していたネビュラは、自分を助けた義姉をサノスに殺されてしまいます。
養女として共に育ったガモーラとネビュラ、憎みあいそして絆を深めた義姉妹に突然襲った不幸です。
戦闘能力の高い彼女もまたサノスの力には敵いませんでした。
サノスの目的は何?
アベンジャーズの前に立ちはだかる最強の敵サノスは、どんな人物なのでしょう。
完全な悪とは言い切れない彼の素顔をのぞいてみます。
宇宙を自身の信じる姿にする
タイタン人であるサノスは過去に、人口が増え過ぎたことが原因の自国の食糧難や貧富の差に対し、人口を無差別に減らせばいいと提案しタイタンを追放されています。
しかしタイタンはその後滅んでしまうのです。
このことから、サノスは自分が正しかったのだと確信し自分の提案=人口を無差別に減らすことで世界は救われると信じています。
サノスは単純に宇宙の支配者になりたかったのではなく、宇宙を救うという歪んだ善の部分も持ち合わせていることになります。
宇宙を守るという大義名分
危険な考えを正しいと信じることは、現実でも身近に起こりうることです。
サノスは宇宙も人口増加が原因で滅びると考え、その宇宙を守るためにインフィニティ・ストーンを利用し命を奪っていきます。
映画では絶対的な力を持ちヒーロー達を苦しめる悪役ですが、完全懲悪ではない部分を楽しむなら映画を通してサノスの歪んた正義感を楽しむことが出来るでしょう。
ヒーローたちが守ろうとしたインフィニティ・ストーン
アベンジャーズ インフィニティ・ウォーの主軸となるインフィニティ・ストーンとはどんなものか、軽くおさらいをしておきましょう。上記動画で詳しく解説されています。
インフィニティ・ストーンは宇宙誕生と共に結晶となった石の事です。
- スペース・ストーンは空間を行き来することが可能
- タイム・スートンは時間軸をコントロールすることが可能
- リアリティ・ストーンは物質を変えることが可能
- ソウル・ストーンは魂を司ることが可能
- パワー・ストーンは惑星ごと文明を滅亡させることが可能
- マインド・ストーンは他の人の精神をコントロールすることが可能
これらの石を全てサノスに奪われてしまいました。サノスはもはや全宇宙の支配者となったわけです。
アベンジャーズ インフィニティ・ウォーで生き残ったヒーロー達
映画の中で最も衝撃的なシーンとなったのはヒーロー達が次々に消滅していく姿です。
一見無差別に消えていったようなヒーロー達ですがマーベルのにくい演出も隠れています。
消滅しなかったヒーローは誰?
サノスの力で消滅を免れたヒーローは下記になります。
- アイアンマン
- キャプテン・アメリカ
- ブラック・ウィドウ
- ソー
- ハルク
- ネビュラ
- オコエ
- ロケット
- ウォーマシーン
ヴィジョンはマインド・ストーンを抜かれ死亡しています。スパイダーマンやスター・ロードなど多くのマーベルヒーローが消滅してしまいました。