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【君の膵臓をたべたい】は、強烈なインパクトと疑問が浮かぶタイトルでも目を惹く作品の1つです。
こちらの作品は、住野よる氏の青春小説の原作をもとに製作されていますが、映画では原作にない描写も含まれています。
こちらでは、その原作にはないシーンとタイトルに込められた思いについて詳しく解説いたしましょう!
【君の膵臓をたべたい】の情報を再確認しよう!
実は、この【君の膵臓をたべたい】は小説家住野よる氏のデビュー作でもあります。
小説投稿サイトである「小説家になろう」に投稿されたことを機に出版されました。
さらに2017年に実写映画化され、2018年にはアニメ映画化されるほどの人気作品です。
また、本編のその後を描いた小説「父と追憶の誰かに」がアニメ映画の入場者プレゼントとして贈られたという話題を欠かない作品でもあります。
【君の膵臓をたべたい】の原作と映画の違いをチェック!
【君の膵臓をたべたい】は、原作と映画化された作品では異なる描写がいくつもあります。
こちらでは、そのシーンの中から印象的で描写に意味が込められたものをピックアップしてご紹介しましょう。
原作には12年後は書かれていない
【君の膵臓をたべたい】の原作小説を読まずに映画のみを鑑賞した人は、12年後の描写のつながりが自然なので原作にもこの場面が展開されていると思われている人も多いかもしれません。
しかし、原作にはこの描写は一切ありません。12年後の「僕」と恭子を追加するというアイディアは、原作者ではなく月川翔監督オリジナルのものだったのです。
山内桜良の想い
【君の膵臓をたべたい】の映画では、互いに好意を寄せる姿が描写されていますが最後まで「僕」と桜良は「好き」と言いませんでした。
一方で、原作では「好き」とは表現しないものの桜良は「僕」に恋心を抱いていたことが読み取れる描写がはっきりと記載されているのです。
星の王子さまの本
星の王子さまの本は【君の膵臓をたべたい】の原作でも映画でも重要な役割を担うアイテムになっていますが、導入のされ方に違いがみられるのです。