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【キャリー(ネタバレ)】母を制してプロムへ行った心境を徹底考察!地面から伸びた手は何を語る?名作映画へのオマージュも必見

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07HBSJ87F/cinema-notes-22

【キャリー】は1976年に公開されたホラー映画で、1999年には続編、2013年に再度リメイク版が公開されています。

いじめられっ子のキャリーの壮絶な復讐劇と母を制してまでなぜプロムに行ったのかを見ていきましょう。

母親と娘キャリーの歪んだ親子関係についても徹底的に考察していきます。

また、この作品はとある名作をオマージュしているのでその点についてもご紹介します。

母と娘の呪いにも似た物語

生まれた瞬間から決まっていたキャリーの宿命

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キャリーは母親が無理矢理に犯されて生まれた子どもで、生まれた瞬間に一度母の手によって殺されかけています

そんなキャリーを母親は心の底から愛することができなかったのかもしれません。

禁欲的でキリスト教を深く信仰する母親は、普通の女の子と同じ育ち方はしていないでしょう。

自身のトラウマもあってかキャリーには性を教えず、キャリーが月経がはじまった時に能力も開花しています。

母親にとっては性=悪という偏った考えがあったのかもしれません。

娘が女性の身体になってしまったこと、悪魔に魂を捧げてしまったことを恐れ階下の祈りの部屋へとキャリーを閉じ込めたのです。

スーのお腹に宿った新たな娘

プロムの日、クリス達のいたずらの飛び火で命を落としてしまったトミーとスーの間には子どもができていました。

トミーはもちろん、スー自身もそのことには気付いておらずキャリーに言われて初めて知るのです。

母親を刺してしまったキャリーに、スーは今すぐこの家から出て一緒に行こうとキャリーを誘いますが、キャリーはそれを拒否します。

そこでスーにお腹に子どもを授かっていることと女の子であることを告げました。

自分と母親の人生はここで終わってしまうけれども、スーはこれから自分達のような地獄が待っているというような表情だったのです。

キャリー達は母子家庭でしたが、スーもまた恋人のトミーが亡くなったことで母子家庭になります。

キャリー達と同じ母子家庭で同じように偏った愛情と思想で育っていく可能性は十分にあります。

子どもを授かったタイミングでこのような忘れられないトラウマを植え付けられ、今後正常に暮らしていくことは厳しいかもしれません。

感情が高ぶった時にのみ出る呪いの能力

月経がきっかけで目覚めた?

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スーが水泳の授業があった日から超能力が頻繁に出てくるようになります。

同級生たちに月経を知らないことでからかわれた後、保健室にいた時のことです。

母親を呼ぶかどうかという先生の提案に反発した時、ウォーターサーバーが破裂しました。

このことに対してキャリーは特に驚いたりもしていません。

いままでもこの能力が出たことがあったのか、それともダメだという感情が大きすぎてそこまで気が回らなかったのかもしれません。