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「名探偵コナン 紺青の拳」は、怪盗キッドや京極真といった人気キャラクターが登場するということで注目を浴びました。
また、初の女性監督ということでも話題になりました。
コナンのライバルである怪盗キッドは、なぜコナンをシンガポールに連れて来たのでしょう。
人気シリーズ「名探偵コナン」が日本を飛び出した初作品を詳しく考察していきます。
怪盗キッドがコナンを連れて来たわけ
怪盗キッドは、自分を捕まえようとしているコナンをなぜシンガポールに連れて来たのでしょう。
そこにはコナンをライバルとして尊敬するキッドの心情も隠されていました。
怪盗キッドは新一にそっくり
怪盗キッドはシンガポール入国の際に工藤新一に変装しています。
変装といっても、元々怪盗キッドの素顔は新一と瓜二つなので、変装も楽なのかもしれません。
しかし工藤新一に変装するだけなら、コナンを連れてこなくても問題はないはずです。
むしろコナンは紺青の拳を盗むのに邪魔な存在になるのではないでしょうか。
コナンに謎解きをしてほしいから
怪盗キッドがコナンをシンガポールに連れて来た一番の目的は、事件の謎を解いて欲しいからです。
なぜ自分に殺人の容疑がかかっているのか、誰が仕組んだ罠なのかコナンなら必ず解決できると信じていたのでしょう。
怪盗キッドとコナンがライバルとして相手の実力を認めている姿が、今回の作品で見事に描かれています。
そして怪盗キッドは、例えコナンが傍にいても紺青の拳を盗める自信があったのかもしれません。
だからこそ、謎解きの為に危険を冒してまでコナンを連れて来たのです。
怪盗キッドのパスポート入手方法
パスポートを取得するには、本人が直接申請する必要があります。
また新一は20歳未満なので親権者のサインも必要です。
更に戸籍謄本や戸籍抄本、住民票の写しなど、手続きは本人を確認する書類が沢山必要になります。
当然のことながら、偽造を防ぐための守備も万全に整っているのです。
いくら怪盗キッドでも、工藤新一のパスポートを新しく作るのは難しいことでしょう。
しかし、工藤新一は高校1年生の時にロサンゼルスへ向かっているので既にパスポートは取得済みだったことでしょう。
怪盗キッドならば、パスポートを盗み出すくらいは訳のないことです。
シンガポールは出国後にセキュリティチェックがある
東南アジアの中でもシンガポールは犯罪に厳しい国として有名です。
当然空港のセキュリティチェックも厳しく、怪しい荷物は完全にはじかれます。
シンガポールのチャンギ空港は、他の空港と違い出国後にX線検査を実施しています。
無事出国出来たとしても、コナンを入れたスーツケースが見つかれば確実に日本へは帰れなかったでしょう。
劇中ではX線を通さないスーツケースが利用されていました。