本作はハムナプトラシリーズ3作目ですが、突如ヒロインのエブリン役が変わったことで注目を集めました。
なぜヒロインのレイチェル・ワイズは降板したのでしょう。
降板の様々な理由
レイチェル・ワイズは元々『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』出演後にその後のシリーズには出演しないと発表していました。
売れっ子になった彼女は仕事が重なり、撮影の為の時間が取れなかったことも理由のひとつです。
また撮影当時、息子が幼く撮影に参加できなかったことが理由ともいわれています。
真実は制作者との意見の不一致
公の発表には自身のスケジュール調整が効かないこと、そして息子との時間を優先することが理由に挙げられていました。
しかし、本国アメリカでは製作者側との意見の不一致で、合意に至らなかったと報道されています。
レイチェル・ワイズは、本作『ハムナプトラ3』が『インディ・ジョーンズ3』に似すぎていて真似をしているようだと批判していたようです。
映画のレビューを見てみると、確かに2作品は似ているというコメントが多くあります。
ハリウッドでは、名が売れた俳優は脚本が気に入るか否かで出演を決めるのが当たり前となっています。
後を継いだ形となったマリア・ベロは、彼女なりのエブリンを上手く演じていました。
結末は続きを予感させるもの?
本作の結末では、ジョナサンがブルーダイヤを持って南米ペルーへと旅立っていきます。
もうミイラには関わりたくないという彼ですが、そう簡単にはいかないようです。
この結末はハムナプトラ4を期待させるのではないでしょうか。
次の舞台は南米ペルー、ペルーといえばマチュピチュやクスコ、ナスカの地上絵など多くの遺産が眠る場所でもあります。
息子アレックスの冒険がスタートするのか、ファンとしては待ち遠しい未来となりました。
壮大な歴史ロマンを復活させる作品
ハムナプトラシリーズは壮大な歴史ロマンを随所に織り交ぜながら、繰り広げられるアクションアドベンチャーが魅力的です。
原作の「The Mummy」を引き継ぎ、ミイラという斬新なホラーを取り入れたことで多くのファンを魅了してきました。
3作目は中国が舞台となりましたが、世界中にミイラが眠っているのだという思考も面白さのポイントではないでしょうか。
シリーズ前作品は勿論のこと、スピンオフ作品の『スコーピオン・キング』も合わせて楽しみたいものです。