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2008年公開の『名探偵コナン 戦慄の楽譜』は、シリーズ12作目となる映画です。
プロの歌手を起用し音楽に力を入れた作品として人気を集めました。
本作で明かされたコナンの絶対音感や音楽の才能を中心に、重要アイテムとなった追跡メガネの能力を解明していきます。
劇中のように声で電話がかけられるのか、実際に実験も行われたようです。
コナンの音楽の才能
何においても万能のコナンですが、今作品は彼の音痴ぶりがクローズアップされました。
コナンには音楽の才能があるのか否か……。
コナンはバイオリンを弾く
どうせストラディバリウス聞いても新一はホームズになんてなれっこないんだから
だって新一音痴だし
引用:名探偵コナン 戦慄の楽譜/配給会社:東宝
上記の蘭のセリフで音痴であることを公言された新一(コナン)ですが、彼は劇中でバイオリンを弾くことも明かしています。
新一(コナン)はシャーロック・ホームズが好きなので、ホームズ同様にバイオリンを弾くのかもしれません。
世界一難しい楽器ともいわれるバイオリンを弾きこなす新一(コナン)は、音楽の才能がないわけではないようです。
ホームズのバイオリンはストラディバリウス
上記の蘭のセリフが意味するものは、シャーロック・ホームズの愛用のバイオリンがストラディバリウスであることから来ています。
シャーロック・ホームズの物語では、ユダヤ人古物商から買い取ったという設定になっているようです。
それを受けて蘭は「ホームズになれない」といったのでしょう。
音痴なのに見事な音程を披露
コナンは小学校の校歌もまともに歌えないほど音痴です。
しかし、電話をかける際に見事な音程で問題をクリアしました。
電話のプッシュ音を正確に聴きとれる絶対音感を持っていたにせよ、音痴では正確に発声するのは難しいはずです。
秋庭の音を聴き、なんとか乗り切ったと考えるのが普通です。
少々強引ですが、音痴でもここぞという時に集中して頑張ればどうにかなるということでしょうか。
監督は以前、設定をつい忘れるとコメントしていたこともあるので、もしかしたら今回もつい忘れてしまったのかもしれません。
絶対音感を持っている
アニメのワンシーンで子供時代の新一が母親のピアノに合わせて音階をいうシーンがあります。
子供の時から絶対音感を持っていることに気が付いていたのです。
しかし自分の歌は聴こえにくいものなので新一(コナン)自身、自分が音痴なのを知らずに育った可能性は高いですね。
絶対音感を持っているのに音痴
コナンは絶対音感を持っているのになぜ音痴なのでしょう。
絶対音感は聴く力
絶対音感を持っていることがイコール音楽の才能に直結するわけではありません。